カトーのLED室内灯クリアを常点灯化してみました。
(そもそも常点灯はトミックス独自のシステムなのでカトーが対応を謳うはずがありませんが、ハイパーDはPWM制御のため実質的には常点灯に対応しています。)
ただハイパーDは出力が14.5Vのためトミックスの室内灯と組み合わるのは避けた方が良いと思います。逆にトミックスのコントローラーと室内灯クリアの組み合わせは問題ないはずですが、常点灯加工も含めメーカー保証外の遊び方であることをお忘れずに
方法はいたって簡単で、LEDとCRDに対しコンデンサを並列に追加するだけ
コンデンサは1μ16Vで、容量・耐圧共にもう少し余裕を見たいところですが、サイズ的にこれで落ち着きました。ジャンパー抵抗(000)の片側とLEDから足を延ばしています。
コンデンサの位置は結構シビアで、写真より内側だとホルダーを付けた際に干渉するし、外側だと集電用のピンと接触してショートしてしまいます。
ちなみに白色室内灯は回路構造が異なるため常点灯化は困難です。
基板から出ている足は少し外側に曲げると集電板から外れにくくなります。
説明書にはホルダーの溝に合うように、なんて書かれていますが無視しましょう
さらにLEDと照明板の間は明るくなりがちのため遮光テープを貼っておきました。
照明板との位置関係はこんな感じです。この照明板はムラがなく素晴らしいです。さらに明るくしたいときは天井と照明板の間に白い紙を挟んだり、照明板のLEDと反対側の断面をアルミテープで塞いだりすると効果があると思います。
それでは暗闇でテスト
コントローラーはN-1000-CLで、ボリュームは1/4位の位置です。
常点灯化すると停車中でもフルパワーで点灯してくれます。
そのままだと青みが強いので付属のフィルターを付けてみました。
フィルター無しの色温度が約7000K(昼光色)で、フィルター有りが約3500K(温白色)でしょうか。実車の蛍光灯はその間の4000~5000k(昼白色)が多いため歯がゆいところです。
そこで照明板の断面に中川ケミカルから出ているIROMIZUのサンプルを貼ってみたところ、ちょうど良い具合になりました。使用したのは14-50ic(黄橙色/階調50%)です。
車内より手前の工作マットの方が分かりやすいですかね。
白色についてはこれでいこうと思います。
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