羊蹄山の麓、倶知安にある転車台は、かつて倶知安機関区があったことを伝える貴重な設備です。ホームから少し離れた位置にあります。
北海道新幹線は恐らくホームと転車台の間に建設されることでしょう
駅から線路の反対側まで歩いて移動。10分くらいで到着しました。
周囲は公園として整備されており、機関区に関する石碑もありました。
転車台は昭和32年に更新された当時の物であると記載されています。
外周線路を撤去せずに柵が設置されているのはちょっと嬉しかったりします。
C62ニセコ号はニセコに転車台が移設されるまでの短期間、ここで転向していました。
20m級3点支持型の転車台です。キャットウォークは両側に付いています。
振り返ると構内を囲う柵があり、転車台から続く線路はその下で途切れていました。
山線沿いはかなりの積雪があるため転車台も冬場は桁が見えなくなるほど積もります。
手すりは雪の重みに耐えられなかったようですね。
雪国の転車台で時おり見られる融雪用の配管は見当たりませんでした。
牽引車の状態は比較的良好かな
ロック機構は上ノック式。警戒色のカバーで覆われているため目立ちます。
その反面、受け側はえらい簡素で対照的な印象を受けます。
円周軌条の雪掻き用にスノープロウが設置されていました。
これは数ある転車台の中でも中々お目に掛かれません
羊蹄山と車止め
クリックお願いします(_ _)
↓ ↓ ↓