山陰本線の鳥取-湖山間には鳥取鉄道部西鳥取車両支部があります。
智頭急行のHOT7000系のメンテナンスはここが担当しています。
湖山駅から鳥取方面に歩いていくと赤い橋の手前に転車台が見えてきました。
橋の上から見下ろすことが出来ます。単線のみ接続するシンプルな線路配置
ピットに雨水が溜まっていますが、レールは光っていたので現役かと思われます。
この転車台は下路式20m級の3点支持型です。形式はG6でロック機構は上ノック式
キハ187系やHOT7000系の増解結で使用しているのでしょう。
ところでこの転車台、よく見ると何やら違和感が…
円周軌条が通常の転車台と比べて内側にあると思いませんか?
18m級のG2-1を延長改造した転車台のように見えます。
4面Hゴム支持の牽引車も珍しい(後述しますが牽引車は更新されてしまいました)
ピット側壁から離れた位置にあるため裏側に乗降用のステップが付けられています。
牽引車と反対側に付くロックレバーにもステップが付いていますね
2つずつ並んだ手動用テコ受け。奥のテコ受けは板金折り曲げで手前は形鋼。
いかにも延長改造って感じがする部分です。そういえば回し棒が見当たりませんな
しかし、銘鈑は1つしかないので後天的改造ではない気もします。
何らかの理由で余剰となったG2-1をベースにしてG6を製作したって感じでしょうか?
2011〜2012年に牽引車が更新されて操作室になりました。(駆動部が分離された)
この操作室、後藤総合車両所のトラバーサーのものと瓜二つなんですよね
もしかしたら同時期に交換されたのかもしれません。
右端に縦置きされた青いモーターで桁端の車輪を駆動するようです。
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