北陸本線松任駅に隣接する金沢総合車両所松任本所です。
毎年夏に一般公開されているのでトラバーサーを見てきました。
中央に出っ張っている小屋は操作室ではなく配電室のようです。
そういえば窓がありませんものね。操作はどうするかというとリモコン制御だそうです。
桁車輪用のレールは4本敷かれており、両端のみ車止めが付きます。
このレールは締結具も含め軌道用のものを転用した様に見えます。
ピットの所々には水が張られています。消火・雪溜め等の役割があるそうです。
ガイド車輪はスノープロウらしきものが付いており、オレンジ色の塗装と相まってラッセル車のような印象です。手前と一番奥の車輪はギア状になっていました。
集電装置は工場の屋根の下に取り付けられています。
剛体架線式のような集電装置で、よくあるトリプルパンタではありません。
415系を載せて移動実演を行っている様子です。
工場と工場の間は↓のように集電装置のレールが宙に浮いています。
ピットが浅いため、桁端にはスロープが備わっています。
このスロープは昇降式で、走行時は持ち上げた状態となっていました。
ピットが浅い通路部分を移動する様子は、地を這っているかのようです。
ホワイトボードに車両の移動手順の方法が貼ってありました。
手書きのようですがとても上手いですね〜
工場内には台車用の小型トラバーサーを発見
こちらは台車を手で押して載せるため、傾斜の緩いスロープになっています。
もう一台ありましたが、何の用途の物か不明です。
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