加悦SL広場にある転車台は、加悦鉄道の加悦駅から移設されたものです。
奥にある給水塔についてはこちら
桁は外周部に固定されているため通常は回転することがありません。
しかし、館内のミニSL「ロケット号」の走行路として今も現役で使用されています。
桁側面に付く施錠用のロッドや手動用テコは取り外されていました。
この転車台は下路式の18m級枕木締結式のバランスト型で通称G2-1。
銘鈑は割れてしまっていますね。昭和16年(1941年) 宮地鐵工所製造です。
反対側面のものは無事でした。
ピット内には水が張られ、鯉が優雅に泳いでいます。岩組もありますねー
円周軌条はコンクリートによる締結で一段高い位置にあります。
取り外されたテコ等の部品もちゃんと残されていました。
ノック受けの形状からロック機構は上ノック式だったものと思われます。
ロケット号の線路はいわゆるドッグボーンの形をしていて、転車台はちょうど真ん中の部分にあたります。内側にレールを2本足すことで複線になっています。
キ100の運転席より望む
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