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単品売りはありません オハネフ25 0 北斗星・北海道仕様

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東日本仕様のレビューから時間が開いてしまいましたが、今回はトミックスから発売されている北斗星北海道仕様のオハネフ25 0を比べてみたいと思います。

いずれもセットにしか含まれていない車両のため集めるのに時間がかかりました…

 

発売が古い順に見ていきます。

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最初に登場したのは2007年に発売された北斗星・北海道仕様Ⅱ(品番92785及び92945)です。

このセットはオール個室化後の編成としてオハネ25 560 デュエット、オハネ25 550 ソロ、オロハネ25 550 ロイヤル&ソロなどが新規金型で登場しました。写真は基本セット(92785)の車両です。

ブルーの発色が鮮やかで、裏側が黒色の成型色をしていることが特徴的です。

以後、リニューアル版と差別化するため末尾に(旧)を付けます。

 

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その2年後、2009年にリニューアル版として92806と929786が発売されました。

ライトのLED化やTNカプラー対応など模型的なリニューアルのため、プロトタイプは全く同じです。写真は増結セット(92786)の車両です。以後、リニューアル前と差別化するため末尾に(新)を付けます。

 

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実車が定期1往復になったことを受け、北海道車と東日本車の混成編成が2010年に発売されました。

このセットのオハネフは台車がブレーキシリンダ付きのTR217Fになったことが特徴です。実車もコンパートメント改造された車両はブレーキシリンダ付きとなっています。

パッと見は北海道仕様Ⅱ(新)と見分けがつかないと思います。

なお、2015年に追加発売された混成編成増結Bセットにも基本セットによく似た車両が含まれていますが、あれは11号車なので東日本仕様となります。(袖部の帯が切れている。)

 

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それから北海道車の展開はしばらく途切れていたのですが、2019年に2つのアイテムが追加されました。

まず北斗星3・4号。定期3往復時代を模したセットで、全室ロビーカーのオハ25 551やマイクロスカート付きのカニ24 501、調理室窓原型で帯パターンの異なるスシ24 508といった個性派揃いです。

この製品から東日本に続いて車掌室の幌受が再現されるようになりました。

また、地味にHゴムがグレーとなったのも初めてです。

そもそも北海道車で黒色Hゴムの車両はあったんでしょうか?

混成編成のスリーブ写真もグレーでした。

3往復時代なので開放B寝台がプロトタイプとなります。ただ、台車がブレーキシリンダ付きのTR217Fというのは?です。北海道仕様Ⅱとスワップするためではないかと勘ぐってしまいます。

模型の仕様としてはライトのON-OFFスイッチとハシゴパーツが付きました。

この製品まで非常口は鉄板塞ぎ(平滑)です。

 

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最新の製品はオール個室化される前の北斗星1・2号を模しています。モデルの時代設定は最も古く、~1991年頃を再現しています。

そのためクーラーは原型、非常口は帯が切れた姿になっています。非常口の水切り付きタイプも地味に初登場です。台車はブレーキシリンダ無しのTR217に戻りました。

この編成は1989年代に発売された初代製品のリニューアル版といったところですね。

オハネフ25 0と共にオハネ14から改造されたオロハネ25 554 ロイヤル&デュエットやオロネ25 551 ニューツインDXも仲間入りしており、北海道の個性形式派は一通り製品化した形になりました。

 

ここからは各車の比較がメインです。

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左が北海道仕様Ⅱ(新)の増結セット、右が混成編成基本セットに付属の車両です。

どちらもおでこに付ける無線アンテナが付属しています。(写真では未取付)

混成編成のトレインマークは青地が濃すぎて点灯させると違和感があります。

 

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左は北斗星3・4号、右が北海道仕様Ⅱ(旧)に付属の車両。

この中では北海道仕様Ⅱ(旧)のみTNカプラー非対応でダミーカプラーの形状が異なります。

トレインマークは3・4号のものが東日本仕様と同じ位の濃さで、北海道仕様Ⅱ(旧)は薄めです。

実車の北海道車は薄いことが多いので北海道仕様Ⅱ(旧)のマークを白色LED化したものがベストかなと思っています。

 

シートモケットにも違いがあります。

・左のラベンダー色は北海道仕様Ⅱ(新)と混成編成(コンパートメント仕様)

・中央のベージュ色は北斗星3・4号 (モケット張替後の開放B寝台)

・右のオレンジ色が北斗星1・2号 (耐寒・耐雪改造時の開放B寝台)

ラベンダー色はまだハシゴパーツが登場する前の製品なので固定用の突起がありません。

 

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AU77形クーラーは北海道仕様Ⅱ(新・旧)と混成編成がファン1基仕様の新型、北斗星3・4号がファン2基仕様の新型、北斗星1・2号が原型となっています。このファン1基の新型はオハネ25 550やオハネ25 560の改造時に搭載されていたようですが、オハネフ25も換装されていたのかは分かりません。パーツ兼用にするなら汎用性の高いファン2基仕様にして欲しかったところです。(そのせいで東日本車のオロハネ24 501もファン1基仕様のクーラーが載せられていました。発売予定の東日本仕様増結Bでは変更されると思います)

 

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妻面の造型は特に変化がないようです。幌枠の成型色が微妙に変わった位でしょうか。

またラインナップが追加されたら追記したいと思います。

 

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