2017年にJR東海が発足35周年を迎えることを記念して、さわやかウォーキングのコースの一部という形で名古屋車両区の一般公開が開催されました。
JR東海の在来線の車両基地の公開は滅多にないため貴重なチャンスです。
近鉄の踏切(これも敷地内用なので通常は入れません)を抜けると鉄道神社が姿を現しました。
正式名は大金輪神社というそうです。黄金駅や金山神社など金に関わる地名が多い地域ですね
昭和10年竣工の車両庫は古レールの骨組が使用されていたり、SL用の煙突跡が残っていたりと名古屋機関区時代の歴史を物語る貴重な建屋です。
国鉄車両は先に姿を消してしまいましたが、末永く活躍することを祈ります。
庫内にはJR東海の非電化区間で活躍する車両達が展示されていました。
キヤ97系とキヤ95系。フロントマスクは共通ですが、片やデッキ付きの密着自動連結器、片やデッキ無し密着連結器とあって正面の趣は大きく異なります。キヤ95は電車と言っても差し支えない面持ですね。
お目当ての転車台ではキハ85を使用した回転実演が実施されました。
転車台についての詳細は別記事にしたいと思います。
かなり狭い敷地に大勢の人とあって撮影は大変…
やむなく黄金跨線橋に移動して次の実演の撮影に切換えました。
下の写真を見ると混雑具合が良く分かるかと思います。この跨線橋は過去に何度か訪問しているのですが、転車台が稼働している姿を目にしたことはなかったので目的が一つ達成出来ました。
おまけ
黄金跨線橋と反対にある向野橋から見た車両基地
シーサスクロッシングが重なるように配置されていました。
中央の線路の分岐器が複分岐器になったものは阪急の西宮車庫にありますね。
また、三枝分岐器にのもののは国鉄の貨物ヤードで見られました。(いわゆるD型矢羽線)
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