前面にちょっと手を加えたC57 180号機
(クロスヘッド、合併テコの交換はこちら)
ヘッドライトの見栄えを良くしてみました。
ついでにC61から拝借してきたスノープロウも付けています。
そのC61はというと、ナンバーすらないお粗末な状態でして…
それでもビフォーアフターがあった方がいいと思うので登場してもらいました。
(C57とC61は同じヘッドライトパーツが使われています)
点灯状態も良くなりました。常点灯化を想定して12Vを印加中
加工前のC61は、ケースの後方が発光して見えるため横から見ると暗いです。
続いて正面から。C57はライト全体が光っているのがよく分かるかと思います。
輝度は加工前と比べると少し落ちました。
それでも十分明るいですけどね。あとは基板側の加工かな
ちなみにスノープロウはポン付けできました。
そのままではC61が寂しいので補修パーツを手配しましたが在庫切れとのこと…
分売してくれないかなー
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以下、レシピ
レンズはプリズムと一体になっていました。
表面を薄くします。ペーパーで平行に気をつけながら削っていきました。
段差がなくなるまで削ってしまうと収まりが悪くなり、見栄えも悪くなってしまいます。
表面は研磨剤などで磨かず、あえて半透明くらいの状態にしておきました。
このレンズの上に別のレンズを被せます。エコーモデルのφ2.2mmを使用しました。
中央に突起があったのでカッターで削いでおきました。
ライトケースはφ2.2のドリルで拡大します。ところが、素材に弾力があるせいか上手く拡大できなかったので、φ2.3、φ2.4と広げてようやく嵌りました。
ライトケースにプリズムを入れて、エコーモデルのレンズを嵌めるとこうなります。(右)
レンズ表面には同心円状の模様が付いていてなかなかリアルです。
ケースの縁が薄くなったことも見栄えが向上した理由の一つでしょう。
最後に肉薄になったケースを塗料で遮光したら完成です。
本当はライトの光り方がよりデジタル的なカトーのD51やC62に施工したいのですが、あいにくカトーのライトケースは径が小さいためこのレンズを入れるのは難しいようです。