こんばんは
先月末に羽越本線をうまさぎっしり庄内号が走行したので遠征してきました。
新潟までは新幹線を使い、そこから特急いなほに乗り継ぎます。
T13編成
いよいよ世代交代が発表されてしまいました。あと何回乗れるだろう…
村上で普通列車に乗り換えます。
今川駅を出てしばらく車窓を眺めていると、目的地の橋が見てきました。
漁港のはずなのですが、陸側からだとよく見えませんね。
よく見ると橋上には撮影者と思われる人影がちらほら見えました。
越後寒川に到着。予想以上に広い構内です。
余談ながら、村上-酒田間を結ぶ普通列車は電化区間ながらディーゼルカーによって運行されています。デッドセクションを通過できる交直流電車がないためです。
今川方面に向かって国道345号を歩いていきましょう。
この辺りは「笹川流れ」と呼ばれる国の特別天然記念物にも指定されている名勝地なだけあって、美しい景色が連続しています。近くには海水浴場もありました。
スナップ写真を撮りつつ20分ほど歩いていくと、先の橋に到着します。
まだ2時間前ですが、既にたくさんの方がスタンバイしていました。
構図を考えていると、タイミングよくきらきらうえつが通過。
4両編成なのでいい感じに全体が収まりました。
しかし本番のSLは2倍の8両なので、編成全体を入れるのは難しいです。
まだ時間に余裕があるので途中にあった笹川流れ塩工房に行ってみました。
ここでは海水を煮詰めて天然の塩を製作しています。
海水は工房裏手の海岸からくみ上げて使用しているそうです。
店主さんもSLが来ることは知っていました。試運転もありましたからね
↓にがりを落としている様子
結晶を集めた塩の花という商品をお土産に買って工房をあとにしました。
まだ時間があったので漁港に降りてみました。この漁港は脇川漁港という名前でした。
海の色は真っ青なはずなのに、漁港の水はエメラルドグリーンをしています。
その正体は海底に漂う海藻類でした。それにしてもきれいな水だ
13時半を回る手前、汽笛を鳴らしながら列車がやってきました。
この時点で撮影者は列を作るほど増えていました。
撮影後は再び越後寒川まで戻り、後続の列車であつみ温泉まで乗車します。
SLに追い付きました。ヘッドマークは日本海をバックにキャラクターを配したものです。
あまり停車時間がないので近くのドアから乗り込みます。
今回乗車するのは今年連結されたばかりのグリーン車。
デッキには検札係りの人が立っており、グリーン券を持ってないと車内に立ち入れないようになっています。
座席は3列シートで、シートピッチもかなり広々としていて快適!
端部にはグリーン車の人専用のパノラマ展望室が備わります。
木目調を基調とした室内に赤いシートの組み合わせは、かつての一等展望車を意識してのことでしょう。しばらくは日本海に沿って走りますが、山側の席でちょっと残念
車内照明にはさりげなくオコジョが描かれていました。
(SLばんえつ物語のマスコットキャラクター)
展望室はイスが照明となっていて、美術館のような雰囲気が漂っています。
客室との仕切りにはショーケースがあり、磐越西線沿線の特産品が展示されています。
この辺のつくりはSL人吉と似ていますな。
気が付くと車窓は山並みに変わっていました。
鶴岡で少し停車するので方向幕を一枚。
ホームではさくらんぼを配っていたそうです。気付いたら終了していました(涙)
途中、非常停止がありましたが無事に終点の酒田に到着です。
あつみ温泉からの乗車時間は100分ほどで、小さな旅としては十分です。
酒田には立派な貨物ホームがまだ残っていてちょっと嬉しくなりました。
これってまだ現役なんでしょうか?
今回は日本海を走る姿の撮影とグリーン車の乗車が出来て満足です。
帰りは陸羽西線で山形へ出て一泊し、翌日は奥羽本線と東北本線を乗り継いで家路につきました。
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