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鉄道コレクション第24弾でクモハに好かれる

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鉄道模型というものは実物ありきですので、実車の史実に連動した企画も時折あります。

今年はJRが発足して30周年ということでJR化後の車両が製品化かと思いきや、鉄道コレクションでは国鉄時代に登場し、JR化後も活躍をつづけた車両という斜め上のラインナップで攻めてきました。

どの車両も興味があったのでBOX買いでも良かったのですが、くじ引きがてら4つ購入。

左からクモハ123-1、クモハ112-3802(シークレット)、クモハ713-903、クモハ717-2

というわけで、なんと全てクモハという結果になりました。

ミニエコーは1両完結なので問題ありませんが、その他の車両は相方が必要なんですよね(追加必須)

1両ずつ見てみます。まずクモハ123-1 中央本線

ミニエコーの愛称でお馴染の中央本線辰野支線のヌシ。鉄コレ20弾にて登場時の姿が製品化されていましたが、今回は冷房化とカラーリングの変更がされた1995年~晩年にかけての仕様です。

ダブルパンタかつ冷房機器が3台も載っているので屋根上が賑やかです。

前面の白が薄く、下地がやや透けているのでタッチアップしてやると良さそうかな

クーラーの造型や側面の塗装はなかなか良さげです。

松本まで顔を出していたので大糸線や篠ノ井線、中央西線・東線の色んな車両と共演できます。

つづいてクモハ112-3802 山陰本線

まさかのシークレットが出ました。オリジナルの姿はモハ112-134で、寒冷地対策と先頭車化改造に伴いクモハ112-802番台へ改番。その後、ワンマン運転化に伴ってクモハ112-3802へ再度改番されました。

相方のクモハ113-3800番台は切妻のやっつけ顔が特徴でサンパチ君の愛称で親しまれていました。

通常版のクモハ112-3813は片パンタですが、シークレットの3802はダブルパンタになっています。

ただし相方のクモハ113-3819はラインナップに含まれておりません。でもサンパチ欲しいなあ

改造された貫通扉には色とガラスが入っており、本家のトミックスにも見習ってほしいところ。

つづいてクモハ713-903 長崎本線

今回のラインナップの中では唯一、純然たる新製車として登場した713系。

九州向けの交流専用車はこの713系が初出だそうです。また、581/583系から改造車された715系が同時期に登場しましたが、これも実車に倣ってか6月にオープンパッケージ仕様で発売されました。

AU710クーラーはモールドも質感も申し分なし。ベンチレーターも艶消しで塗装済みです。

交流車両と言うことで屋根上機器もちゃんと再現されていますが、さすがに碍子間の配線は省略されていました。あとパンタはシングルホーンの新タイプを載せています。(交換すると思うけど)

方向幕が見慣れない位置にあったり、前面にタイフォンが無かったりと試作車らしいスタイルがそそられます。宮崎空港線のシャトル運用に抜擢され0番台化やパンタのシングル化等を経て現在も活躍中です。

最後にクモハ717-2 東北本線

717系は急行型電車の発生品と新製車体を組み合わせた近郊形電車です。

車体形状は上の713系と似ていますね。交直流版の413系もそのうち出そうな気がします。

クーラーは急行型譲りのAU13E。ここは本家パーツの方が引き締まりそうです。

車体端部に備わる雪切室のモールドは彫が深くていい感じです。

3両編成なのでモハとクハを入手しないと形になりません。さてどうしたものかな

713系と717系の比較

このスカートなんですが、両形式の折衷版のような形状をしています。

713系の実車は両側に支柱が立つ形状ですが、模型では向かって右側のみ再現されています。

これも抜けてはおらず、黒く塗装してあるだけです。左側には支柱の表現がありません。

717系はジャンパ栓が多いため支柱は無いのですが、713系と同じパーツが装着されていました。

国鉄車両ってクリーム地の車両が多いですよね。

今回の3種では全て色味が異なっており、その差が忠実に再現されています。

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