工場の奥へと消えたオハニを追ってきました。
中央エリアのトラバーサーに載って移動中でした。一粒で二度おいしいとはこのことですな
制御盤やコードリールの配置が異なる程度で、桁の形状はその1のトラバーサーと同じでした。
走行時にケーブルを巻き取るためのモーターが左の鎧戸の中に収容されています。
あ、屋根が延長されていましたね。その1のは桁と同じ長さでした。
工場棟と離れているからかと思いましたが、長い車体を載せるためかもしれません。
移動範囲を示す黄色い斜線も屋根と同じ位の幅でペイントされていますもんね
桁の内部には車両形式ごとの台車間連結棒が用意されていました。
24系用や485系用などはもう使用されることのないのでしょう。
トラバーサーの走行レールがスラブ軌道のようになっていました。
ピットより一段高くなっているためレール用の融雪装置は付かないようです。
ピットを観察していて気が付いたのですが、地上側のレールが何やら複雑に敷設してありました。
通常ピットの地上側の線路は手前側と奥側で一直線になるように敷かれています。
ところが、このピットではそれぞれの線路を微妙にずらしている場所があるのです。
理由は定かではありませんが、手前の工場と奥の工場で搬入目的が明確に分かれているため意図的にずらしているのではないか、という素人の推測です。
上のように1/3ずつくらい重なった場所や、下のように少しだけ重なっている場所もありました。
さらにはアウトサイドの三線軌条になっている場所もありました。
意図的に敷設しないとこうはならないはずです。重なる幅が統一されていないのは気になります。
赤いマーカーが線路エンドを、青いマーカーが建屋につながる進路を示しているようです。
下の写真の場合、ピットの奥側では左の線路が青、右の線路が赤いマーカーになっています。