7月の連休に旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋巡り旅へ行ってきました。
今回は友人Yも同行の元、沢山のアーチ橋を見てきましたがこれでもまだ全部ではないんですよね。
また頃合いを見て行きたいと思います。
タウシュベツ川橋梁
まず、昨年も見学したタウシュベツ川橋梁から。昨年の夏は橋の全景を見ることが出来たそうですが、今年は雨が多かったこともあり9割方が水没していました。これが幻の橋と呼ばれる所以ですね。
次はメガネアーチの姿も見てみたいです。
水没していると傾斜の具合が良く分かります。今年は8月の上旬に完全水没したそうです。
タウシュベツ川橋梁についてはこちらで詳しく解説しています。
第五音更川橋梁
宿をチェックアウトしてまず向かったのが、幌加除雪ステーションから歩いて少しのところにあるこちら
国道から良く見えました。中央のアーチスパン(径間)は23mとかなり大きなものです。
第五音更川橋梁から廃線跡を辿っていくと除雪ステーションの裏にあるホロカ駅跡へ出ます。こちらも必見
五の沢橋梁
十勝三股で一服した後に向かったのが五の沢橋梁です。この辺は熊除けの鈴を装備して歩きました。
長さ5mとかなりコンパクトですが60年以上前に造られた歴史あるコンクリートアーチです。
三の沢橋梁
遊歩道として整備されているため、欄干が設置してあります。橋の袂へ降りることが出来ましたので下からも撮ってみました。岸辺から眺める糠平湖は雄大な大自然を感じることが出来ました。
第四音更川橋梁
糠平の町から少し下り始めた国道沿いにあります。左右のアーチが分断されていますが、ここは径間36mのプレートガーターが掛けられていました。少し開けた場所にありますが、駐車場がないのが難点です。
右側のアーチを見ると、桁を載せるための基礎が残っているのがよくわかります。
糠平湖建設に伴う迂回ルートが建設されたため、この桁は撤去されてしまったそうです。
コンクリートアーチとプレートガーターの組み合わせは珍しいので見てみたかったな
第二音更川陸橋
上の第四音更川橋梁からトンネルを1つ越えた橋から見えるのが第二音更川陸橋です。
こちらは橋梁ではなく、陸橋という呼称。よく見ると川を渡らずに崖に沿って敷設されていますね。
本当は近くまで行って見上げたいところですが、下へ降りるのが困難だったため諦めました。
第三音更川橋梁
元小屋ダムの上流、泉翠峡に掛かる姿が美しい第三音更川橋梁。こちらも国道から眺めることが出来ます。
32mのアーチスパンは北海道一のサイズを誇ります。この橋の完成により、日本各地で大型コンクリートアーチ橋が造られるようになったそうです。建設当時の写真もありました。
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