トミックスからヨ5000が発売予定になっていることは先日話しましたが、実はトレインボックスから京都鉄道博物館オリジナルNゲージとして、館内に展示されているヨ5008号車が発売されています。製造はトミーテックですので紛れもないトミックスのヨ5000です。京都に用があった知り合いにお願いして買ってきてもらいました。
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まさか通常品より先にショップオリジナルの製品が発売されるとは思いませんでしたね。
カトーとマイクロエースの車両と並べてみました。左からトミックス、カトー、マイクロエース
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トミックスとカトーは程よい半艶、マイクロは限りなくマットな質感です。
なぜかマイクロ製にはブレーキハンドルが付いておりませんで、カトーのASSYを付けたいと思います。
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トミックスは屋根布の分割線がなくツルツルした屋根です。実車は薄い筋のように見えるのでオミットしてもおかしくない部分ではありますが、分割線のある他社製品と並べると寂しい印象はあります。
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個別に撮ってみました。
トレインボックス ヨ5000形5008号車 梅田駅常備
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集電スプリングが丸見えなのは頂けませんな。実車に基づき床下機器が1つだけの姿ですが、他社のように2つ付く車両なら上手く隠れそうです。鎧戸の表現はNゲージの車掌車としてはお初かと思います。
カトー ヨ13785 大スイ
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ヨ3500から改造された車両がプロトタイプ。ヨ13785の実車は大井川鐵道の新金谷駅の側線に置いてありますが、扉が木製のタイプで模型のプレスドアとは異なります。ちなみにヨ3500(信越タイプ)はトミックスと同じ床下機器が1個バージョンで差別化しています。
マイクロエース ヨ5136 隅田川駅常備
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この車両は南武線EF13・ホキ2500のセットに付属しているもので、オークションでバラシを購入しました。
マイクロ製は3社の中では最も古く、2002年に発売された「たから」号が初出だったと思います。そのためディテールはやや大ぶりですが、くっきりとした表記が印象的です。車軸発電機は半球状のカバーを付けた状態を再現しています。珍しいことにベンチレータは一体成型でした。
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本題のヨ5008に戻りましょう。屋根上機器は一体成型ですが、煙突のヒンジ等が再現されています。
ベンチレーターは多数派だった2個積みです。3個積みにする場合は別パーツ化した方が良さそうですね。
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続いて下回りを観察。蓄電池箱はもう少し厚みが欲しいところです。
ヨ3500やヨ5000は床下機器が2つの車両もありましたので、別パーツを付けるための穴が見えますね。
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テールライトの点灯はもちろんのこと、室内灯まで標準装備とは恐れ入ります。色合いもいい感じ。
分解してみると、T字形のプリズムが差し込まれていました。と言うことは基板は下回りの中ですね。
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遮光ケースを外すと基板が現れました。テールライト2発と室内灯1発の計3発つのLEDが載っています。
室内灯用のLEDは機関車のヘッドライトに使われる日亜製ではなくエルパラの3020にそっくりでした。
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せめて室内灯だけでも常点灯化したいところですが、コンデンサを仕込む場所があるかどうか。
窓枠はガラスの外側から、鎧戸は内側から印刷されています。通常品でもぜひ再現して欲しいですね。
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最後はバラバラに…
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台枠も別パーツとは驚きました。たから号の塗装には都合のいい分割ラインかと思います。ヨ8000は一体成型だったため、TOMIX WORLD限定品のヨ8639は茶色一色か黒一色の2択でした。
お次はもう1両のショップ限定品をご紹介します
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