甲府駅にゆかりのある歴史遺産を集めたかふふ驛煉瓦ひろばは2006年に竣工しました。
かふふとはこうふの歴史的仮名遣いだそうです。甲府駅の1番線ホームにあります。
左から順に、旧甲府駅の釣鐘・旧煉瓦倉庫・旧こ線橋柱が展示されています。
跨線橋柱はランプ小屋の後ろに建っているため見落としやすいです。
以前訪問した際はライトアップされていませんでした。この方が雰囲気いいですね
ランプ小屋は妻壁を上半分のみにカットしたモニュメントになっています。他と比べてかなり大柄みたいなので、この展示方法合理的なのかなあと思います。レンガはイギリス積みでした。
コンクリート壁の裏側は通路になっていて旧甲府駅の構内図が掲示してあります。
手前の床やベンチにも部材が使われていますが、継ぎ接ぎしてあるのは残念。
地中にめり込んでいるアーチ部分は扉だったのか窓だったのか、どちらにしても妻壁にオフセットされているのは珍しいかと思います。やっぱり原形を見てみたかったです…
説明板
釣鐘は旧跨線橋の下部に設置されていたそうで、火災の際にこの鐘を鳴らして大事には至らなかったというエピソードがあるそうです。その下にはドイツ製のレールも展示されていました。