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千頭の転車台

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新金谷から70分ほどで大井川鐵道本線の終点、千頭に到着しました。

ここには国内最古級の転車台が現役で保存されています。

案内板によるとこの転車台は1897年(明治30年)にイギリスで製造されたもので、

輸入当初は東北線で使用されていたそうです。(輸入当時の設置場所は不明の模様)

その後は赤谷線の東赤谷に設置され、1980年(昭和55年)に千頭に移設して現在に至ります。

中央上部のふくらみに中央支承があり、ヤジロベーのようにしてバランスを保ちます。

長さは15.24m(50フィート)で同時期に輸入されたアメリカ製の北濃の転車台と同サイズです。

補鋼材(スティフナー)がなく、緩やかな弧を描く桁は何とも優美な姿ですね。

メーカーはロンドンのランサムズ&レイピア社。白抜きのローマ字表記が舶来品の証です。

SLの動態復元を機に設置されたものの、新金谷には設置されなかったため定期運転で使用されることは稀でした。しかし2011年に新金谷にも設置されたことでようやく活躍の場が与えられました。

常用化に伴いピットの外周が舗装されました。手動式は回し手の足場が重要になってきますからね

ロック機構は爪がピット側にある両側ノック式です。棒を引っ掛けて個別にスライドさせます。

よく見たら手回し棒も増設されていました。

手前のストレート型がオリジナルで奥の折れたタイプが増設したテコです。

それでは転向シーンを見学しましょう。転車台に載るのはC56 44です。

タイ国鉄仕様になったりジェームスになったりと七変化ですが、この時は純粋な国鉄仕様でした。

6人体制で回していきます。やはりテンダ―車は重そうです。

テコは水平部分がある増設後の方が回しやすそうです。

おまけ

駅構内にあったプチ転車台

ピットがやたら深いのが気になります…

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スラブ軌道-1

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ワイドPCレールとスラブレールを組み合わせて作ったスラブバラスト軌道(仮称)について、実際にバラストが撒かれている場所を紹介します。(他にもあったらご教授いただけると幸いです)

まずは関西本線(大和路線)のJR難波~今宮駅構内

 今宮

スラブ軌道の欠点である騒音を減らすために、消音効果を狙って散布されています。

バラストは駅構内まで続いていますが大阪環状線のホーム側には撒かれていませんでした。

続いて山陰本線(嵯峨野線)の京都~花園間

貨物用の短絡線との合流地点から始まり、花園駅の手前まで断続的にあります。

 京都-丹波口

少し話が逸れますが、この合流地点にはスラブ軌道のシングルクロスがあります(上写真)。

元々はシーサスクロッシングでしたが山陰本線の複線化に伴い片側が撤去されてしまいました。

今後は短絡線の廃止と新駅設置に伴い、この片渡り線も撤去されてしまう運命かと思います。

 二条-円町

京都~園部間は2010年に複線化が完了しました。工事時期の違いから、バラスト軌道・弾性枕木直結軌道・スラブ軌道が入り交じっている区間もあり前面展望がなかなか楽しい区間であります。

駅構内に限るとスラブバラスト軌道になっているのは円町のみです。

 円町

次は2011年に高架化した野幌駅周辺

 野幌

枠型スラブと袋に入ったバラストが個性的です。高架化工事が完成した当初に開催された線路ウォークの画像を見るに、袋に入ったバラストの下にもバラで撒かれているようです。

車体の着氷物が落下してバラストが飛散し、窓ガラスを割ってしまうことを防ぐためと思われます。

バラスト軌道のようにクッション材としての役割はありませんので袋入りでも問題ないのでしょう。

 

最後におまけ

 姫路

山陽新幹線の姫路駅、下り通過線の一部区間だけがスラブ軌道になっています。

どうしてこんなにも限定的に敷設したのか…誠に不思議です。

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E257-500のライト改良

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カトーとマイクロエースのE257系に少しだけ手を加えてみました。

まずはカトー製から。どこが変わったか分かりますか?

左がオリジナル、右が加工後です。まあタイトルでネタバレしてるんですがね。

ヘッドライトの光り方を変えてみました。今度は角度を変えて斜め上方から

 クリックで拡大

補助灯は消灯化した上でスモークグレーを塗ってブラックアウトさせる予定でした。

しかし、スモークグレーを塗った状態で光らせてみたらいい感じに落ち着つきまして、これはこれでアリだなあとそのままにしてあります。消灯化は遮光テープで簡単にできますからね

 

腰部の前照灯は元のプリズムをレンズ部だけ切り取って磨き出しておきました。

ケースは外側をΦ1.2(内径Φ1.0)の真鍮パイプを埋め込んで小径化、内側はΦ0.75のドリルで拡大しています。内側は製品のままの径でもいいのですが、照度アップと色味改善を優先することにしました。レンズは外側がΦ1.0、内側がΦ0.75の光ファイバーを用いています。

 

続いてマイクロエース製。

左がオリジナルで右はカトーの下回りを組み合わせたものです。カプラーがないのはご愛敬

ひとまず上で紹介したライトケースの加工はしないで組み込んでいます。

マイクロエースのライトはガラスの内側に遮光用の印刷が施されているため、径の大きいカトー製のライトユニットをそのまま組み込んでもちょうどいいサイズで光ってくれます。

ただ、内径は暗いままなので上述の加工を施した方がいいかもしれません

補助灯は新たに光源を付けないと点灯化は厄介です。

どちらかというとヘッドライトよりヘッドマークの方が改善された感じですね。

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新幹線用車両ケースの意外な使い道!

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10両編成にしたオリエントエクスプレス'88 パリ-香港仕様ですが、

1つのケースにまとめることが出来ず、やや中途半端になっていました。

そんな中、ようやく使えそうなケースを見つけました。

CASCOの新幹線10両用車両ケース YP-804 ブラックです。

新幹線用なら車体が長いオリエントエクスプレスも収納できるだろうと踏んだのです。

初めはウレタンだけオリジナルのケースに移して使うつもりでした。しかし、いざ入れてみるとキツくて変形しそうだったため諦めました。元のケースは丁重に保管したいと思います。

さっそく車両を入れてみます。(シャワーカーの位置を間違えてました…)

高さ方向がスカスカにならないか心配でしたが、かなりいい感じにフィットしています。

両側に隙間はできるものの、台車間にある段差で横ズレは抑えられそうです。

縦列には荷物車 D1286Mを収納。キューポラが干渉するためカッターで切り欠きました。

右上の切り欠きが使えれば良かったんですけどね

タムタムの8両用ウレタンは他のケースに転用するつもりです。

あとは背表紙を作らなければ!

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分岐部の高架化

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こんばんは

年末にかけて出張が多く、今週も関東を離れているため出張先からの投稿です。

今はスマホでも気軽に編集できるようになったので助かります。

前回までにワイドPCレールによる分岐部を製作しました。

それを高架化して各種アクセサリーまで付けた状態が下の写真です。

 クリックで拡大

高架化に際してワイドPCレールは単線橋脚ベースを使用しました。しかし、ポイント用の橋脚ベースは設定がありませんので、S140またはC541-15のベースを加工の上で敷いています。

また、マルチ複線トラス架線柱は中央の1本の片側のみ道床に穴を開けて設置しています。

各ポイントは以前の実験を元に合成枕木仕様にしてみました。

今回は可能な限り木目を削ることでより合成枕木っぽさが出たんじゃないかと思います。

色はC7 ブラウンに白を少し加えて彩度を落とし、艶消しにして塗っています。

PY280-15は隣接する線路も合成枕木に塗ることで、少しでも全長が長く見えるようにしてみました。ワイド化する際は、ポイントの成型色はなるべく明るいものを選びましょう

駅撮りをイメージして撮影

ホームの展示台を作る話からだいぶ逸脱していますが、この分岐部だけでも十分展示台として使えますね。本当はお座敷レイアウトに組み込んで走らせたい所ですが、いかんせんスペースがね…

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会津若松運輸区

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ホームから見える位置にコンクリート製の給水塔が建っていました。

比較的大容量なタイプですね。手前の青い屋根の小屋がポンプ室と思われます。

C57 180の給水には使っていないようです。

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ラッセルで冬支度

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アウトレットで半額に近いお値段だったので購入してみました。

カトーのDD16 304 ラッセル式除雪車セットです。

外箱にダメージ有りとのことですが、潰れた形跡などなく新品と何らかわりませんでした。

強いて言うならロゴに擦れた跡があるくらいですね。これでアウトレット扱いなら喜んで買いますよ

英名はSnowplow Carと表記されています。

余談ですが新版 鉄道用語辞典を引いてみるとラッセル除雪ディーゼル機関車は、

Russel snow plough diesel locomotive となっています。

JR西日本に所属していた304号機がプロトタイプのため屋根上まで朱色です。

ウィングはフリーストップで90°位まで開きます。

開発当初、ラッセルヘッドのライトは2灯のみ点灯させる予定だったそうです。

バラしてみると分かりますが1発のLEDでよくぞ4灯の点灯化ができたなあと感心します。

むむ、この連結面はいただけない。

付属のナックルに変えても長いので、本体はマグネティックナックルカプラーS短を、

ラッセルヘッドは車間短縮ナックルカプラーを改造の上で付けてみました。

本体のアンテナ類も取付済みなのですぐに走らせることができます。

ただ、ライト基板は装着されていないため単機で走らせる際は点灯化させる必要があります。

トミックスのDE10と並べてみました。

小柄なDE10が大きく見えるくらいDD16は小さいロコですね。

彫の深さや色使いなどに両社の特徴が出ていますが、全体的な仕上がりはよく似ていると思います。

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TROM.の余りをジオコレに

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タムタムから発売されている室内灯 TROM.はチップLEDを12個並べた構造が特徴的です。

本来、制限抵抗を共有してLEDを並列接続する回路はVfの差によって電流が偏るためご法度なんですが、電流が少ないからかLEDを挟むように抵抗を配置しているからか、光り方にバラツキは見られませんでした。(このため市販のテープLEDは抵抗+LED×3の直列接続が多い)

TROM.は車両の長さに合わせてLEDの数を調節することができます。

貧乏性な自分は切り取った余りが勿体なくて捨てられず…

何か有効活用できないかと思い、ジオコレのストラクチャーの照明に使ってみました。

取り付けたのは教会Aと駅F。LEDは電球色を使用し、基板は個別にカットしました。

一番右のLED基板の裏側に各LED用の抵抗を半田した自作基板を仕込んでいます。

内壁と隙間の遮光は必須です。ついてにウェザリングも少し控えめに修正しておきました。

あと入口の扉は白に塗り替えています。自分の中ではレンガ造りの教会の入口は白なんです。

ディスプレイとスピーカーの間に配置して完成!

電源はPCのUSBから取っています。100均のUSBケーブルを使用しました。

部屋の照明も電球色なので白っぽく映っていますが、ちゃんと電球色に点灯しています。

TROM.の電球色はやや赤みが足りないのでクリアーレッドで調整しておきました。

駅Fは1灯でも明るすぎたため、抵抗値を大きめにしています。

こちらは遮光と窓セルを貼っただけなのですぐに完成しました。

部屋を暗くすると窓の輪郭が浮かび上がって中々良い雰囲気です。

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錦糸町駅120周年記念イベント

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1年前の12月6日に錦糸町駅120周年記念イベントが開催されました。

錦糸町の保守基地を公開したのは初めてではないかと思います。

屋外ステージの手前にひっそりとした入口がありました。(写真は帰り際に撮影)

言われなければ通り過ぎてしまいそうです。と言うよりかなり迷いました。

職員専用の階段を上がると高架上に出ます。ここから壁伝いに進みます。

総武快速の留置線を横目に歩いていくと保守基地が見えてきました。

使用済みと思われる枕木たち

クイズがありました。ネジクギって矛盾してるような…

マルタイの車庫はかなり立派です。子供の頃に上半分だけ見えるこの車庫を、アルカキットのペデストリアンデッキから眺めていたのを思い出します。まさか敷地に入ることができるとはね

東鉄工業のマルチプルタイタンパー

マルタイは夜行性なので昼間に動いてる姿を見ることは殆どありません。

そういえばGMのマルタイはどうなったんでしょう。気が付けば発表から1年半も経ちました。

留置線を出入りする車両を間近で見ることができます。写真はE257-500が入区中

レールカートの体験乗車などもありました。

おまけ

稲毛駅の緩行線ホームに残る「総武本線」の文字

今日は両国で越乃 Shu*Kuraがバーとして営業するようです。

ちょっと行ってみたいけど20時は厳しいかなあ

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尾久の転車台

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今年は5年ぶりに尾久車両センターの公開へ行ってきました。

午前中は馬込研修場を見学してきたのでお昼くらいの到着です。

真っ先に転車台へ向かってみると、ちょうど実演中でした。

お召塗装のEF81 81号機が使用されています。正面で一時停止してくれました。

この転車台は18m級の下路式バランスト型です。軌条は枕木締結で通称G2-1。

田端のELや北斗星の客車が続々と廃車になる中、転車台の去就も気になるところです。

尾久の牽引車は箱型のオールドタイマー。都内で現役と言うのが信じられません

箱型は他にも高崎や水上徳島で活躍中で、作並と山寺には遺構が残っています。

サイドビュー。全長18.6mのEF81はちょうどいいサイズですね。

ところで手前の黄色いブロックは何でしょう?(最終回の回転で判明しました)

銘板が紛失しているため製造年は不明です。

また塗装表記は殆ど消えてしまっていたため2010年に撮影したものを掲載してみました。

一番上の表記から分かるように、転車台もあくまで橋梁の一種という扱いです。

また尾久客車区の表記が残る数少ないポイントでもあります。

最終回の転向までに他の展示車両等を見学して再び転車台に戻ってきました。

例の黄色い敷石はお立ち台だったんですね!日章旗が誇らしげです。

ちなみに前回訪問した2010年はD51 498が登板していました。

5年の間にピットの縁が虎柄になったみたいですが、それ以外は特に変化はありませんでした。

ついでに過去14回のふれあいフェスティバルで転車台に載った車輌を調べてみました。

 

2014年 EF81 81(お召仕様)

2013年 台風で中止

2012年 DE11 1043

2011年 DD51 842(お召仕様)

2010年 D51 498

2009年 EF81 81(北斗星色)

2008年 EF81 81(北斗星色)

2007年 EF58 61(お召仕様)

2006年 EF58 61(お召仕様)

2005年 EF58 61(お召仕様)

2004年 EF55 1

2003年 実演無し?(あゝ上野駅号として走ったD51 498を手前に展示)

2002年 D51 498

2001年 不明

 

お召機は登板が多めのようです。来年はDD51 842と予想しておきます。

初回の2001年だけは調べても分かりませんでした。

2001年と言えばまだネット黎明期。ダイヤルアップ接続の音声を思い出します…

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鹿児島本線 有佐駅

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九州には長崎や天草などレンガ造りの教会が多く残っているので、

ランプ小屋もさぞあるだろうと思いきや、実際はそうでもありませんでした。

熊本から八代に向かう途中で立ち寄ったのが鹿児島本線の有佐駅。

レンガはイギリス積みで庇の枠組みや扉は木製。瓦屋根はオリジナルと思われます。

ホームが切り欠きになっているということは油庫の脇まで側線が引かれていたのかも…

雨樋は撤去されてしまったようで、受けだけが残されていました。

駅の外から妻側を一枚。

窓には鉄格子がはめられていました。油の盗難防止でしょうか

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SONIC

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おはようございます

12月の後半は家にいる時間が少なく、少し間が空いてしまいました。

ようやく片づけなども落ち着きまして穏やかな新年を迎えられそうです。

2015/11/26 博多

それでは皆さんよいお年を

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2016年を迎えました

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あけましておめでとうございます

管理人のカケスです。

今年の冬は雪が少なくオープンを延期しているスキー場も多いそうです。

正月休み明けに滑る予定がありますのでちょっと心配しています。

写真は上士幌のタウシュベツ川橋梁。撮影は去年のGWですが、ご覧のように中央部が崩壊寸前のため分断まで秒読み段階に入っています。今年の雪解け後に注目です。

 

さてさて、このブログも開設から5年以上が経ちました。長いようであっという間でした。

今年はgalleryカテゴリを増やしました。車両工作カテゴリも記事が100件を超えているため細分化したいところですが、それをやると逆に増えすぎてしまうため悩んでいます。

出張などで不規則投稿になることもあると思いますが、どうぞ宜しくお願いします。

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IROMIZUで熱線吸収ガラスを再現してみる

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中川ケミカルから発売されているカラーフィルムIROMIZU。

室内灯の色味調整などでも活躍していますが、今回は熱線吸収ガラスの表現に使ってみました。

使用したのは緑の28-25ic(色相28、階調25%)と青緑の31-25ic(色相31、階調25%)です。

この前導入したばかりのクヤ31に貼ってみます。透明度は申し分ありません

元々うす~く着色済みですが、IROMIZUを貼ることで実車さながらの濃さになりました。

個人的にクヤ31は青みが強いガラスのイメージがありますので31-25icを採用しました。

実車は車内に検測機器が鎮座しているのでこんなにシースルーではありませんけどね。

ついでにレボの乗務員室インレタも転写。窓のディテールアップはこれで十分でしょう

以下の車両は全て28-25icを貼りました。まずはトミックスのカシオペア

現行品は側窓が緑色に着色されていますが、カハフE27-1の展望部は従来通り無色透明です。

実車は愛称表示器のある中央部のみ着色ガラスですのでそれに従い貼り付けました。

真横からだとほとんど分かりませんが、斜め横からだとけっこう主張してます。ワイパーも欲しいですね

ただ黒枠からはみ出て見えるので左右は少し短めに切り出した方がいいかも

同じくトミックスのE6系。カシオペアと同じく側窓は着色してありますが、運転席窓は無色透明です。

窓の形が湾曲しているので切り出しが大変でした。このくらいの曲面なら追従性も問題ないようです。

細長い窓はボディーの嵌めあいに影響がありそうなので、クリアグリーンを筆塗りしています。

それにしてもテールライトの処理が実にもったいない…

最後はカトーのE257-500。ライトケースを除く3ヵ所に貼っています。

両端はやや折り目があるので注意です。貼る際は端から中央へ押していくと気泡が残りにくかったです。

ついでに窓の内側からチラ見しているボディをブラックアウト化しました。

フロントマスクの内側を一体成型にする合理的な設計ですね。塗り分けもしっかり再現できてます。

着色後はライトケースの加工も施工しているので結構印象が違うかと思います。

ガラスの濃さはちょうどマイクロエースと同じぐらいになったでしょうか?

その他、E257やキハ187系の側窓にも貼りたかったのですが保留にしています。

ガラスの裏がクヤのようにフラットではないため、窓とIROMIZUの間に隙間ができてしまい透明感や平滑感が出ないのです。かといって表から1枚ずつ貼るのは面倒だしどうしたものかな

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本牧市民公園の転車台

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根岸駅からバスで10分ほどのところにある本牧市民・臨海公園。

ここには旧横浜機関区高島車庫で使用されていた転車台が移設保存されています。

安全柵に掲示されている案内板によると移設されたのは平成3年のようです。

ピットは新設で円周軌条は桁と共に運んできたものと思われます。

流石に通電はしないものの、手動なら実際に動かせそうなくらい見事に復元されています。

サイズは18m級でバランスト形の上路式です。施錠機構は板スライド式のようでした。

キャットウォークは両側に付いています。全体が板張りで分かりにくいですがレールは枕木締結です。

訪問時は通行止めでしたが、以前は桁の上を歩くこともできたようです。

牽引車は屋根の大きな庇が目立ちますね。

作業灯はロックレバーを照らすように装備。

桁側のみ格子窓で、残りの3面は横桟付です。

窓上に銘板が貼ってありました。福島製作所製で製造年月は30 12と記載されています。

1930年なのか昭和30年なのかは不明です。

同じく福島製作所製の津山の牽引車は昭和29年製造らしいので昭和30年でしょうか

牽引車の正式名は二輪式転車台電動牽引機と言うらしいです。型式はF4型?

外周線路は2線分再現されており、車止めもちゃんとあります。

言われなければ移設保存とは思えませんね

第二種車止めの頭頂部に社紋が付いていました。一体どこのメーカーなんだろう…

転車台から繋がる線路の先にはD51 516も保存されています。

1941年(昭和41年)大宮工場にて落成、晩年は新鶴見機関区で活躍していました。

そういえば山北のD52 70が圧縮空気で動態復活するそうな(SLではなくCLとでも言いましょうか)

動くのは数十メートルですが非常に楽しみにしています。

このD51 516も動態化して転車台で回ったら…なんて想像しちゃいました。

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ヱヴァシキを6連仕様にする-1

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バンダイのBトレシリーズとしては最大級でしょうか

ヱヴァンゲリヲン新劇場版 シキ880(B2梁)形大物車(屋外型275kV超高圧通常変圧器搭載)

まあ長いタイトルだこと!

シキ880についてざっくり説明すると、

「劇中のヤシマ作戦において日本全土から接収した電力の輸送に必要な超大型変圧器を搭載した貨車」

といった感じ。非常にマニアックな製品ですがよくぞ製品化してくれました…

シキ880のモデルとなったシキ800は実際に特大変圧器輸送に使用される現役の貨車です。

B2梁というのは変圧器を挟み込む荷受け梁の種類のことで、他にもB1梁やC梁があります。

組み立てると下のパッケージのような姿になります。

劇中では変圧器を6個搭載した姿でしたのでそれを再現するべく2セット用意しました。

そこで気になってくるのが中央の梁。

車番が中央に大きくペイントされているのですが、2つ繋げると梁に分割点が出来てしまいます。

しかも変圧器3連仕様として使うときと車番の位置が変わってしまいます。

そこで6連用の梁を自作することにしました。縁のディテールさえ作ってしまえばなんてことありません。

黄色い部分はタミヤの光硬化パテ。紫外線に当ててラッカーシンナーで拭けばすぐに切削可能です。

製品の赤帯はくすんだ色合いなので下地に黒を塗り、赤色の吹き加減で明度を調整しました。

フラットベースで艶消しにしましたがザラツキがちと気になります。ついでに継目の再修正も済ませました。

帯をマスキングして再び黒を塗れば完成。製品の3連仕様と比べてみました。

やはり車番をセンターに置くなら自作に限ります。色合いもまずまずかと

車番は付属のステッカーを使用しますが、欲を言えば余白のないインレタがベストですね。

つづく

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ヱヴァシキを6連仕様にする-2

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シキ880の最大の目玉は屋外型275kV超高圧通常変圧器でしょう。

たぶん鉄道車両の建築限界を軽く2倍は超えているのではないだろうか

変圧器自体はいい出来なのですが、碍子の表現が頂けません。きつく縛ったチャーシューのようです。

ここは鉄道模型の専用品でディテールアップしてあげましょう。

Nゲージ用でここまで大きな碍子は見かけませんので16番用の部品を用意。

TOMIX HO-R09 碍子(白・EF81用)を3セット使用しました。中央の細い方の碍子を使用します。

3つ合体させたら丁度良くなりました。強度がちょっと心配ですが丁重に扱えば問題ないでしょう

走行系も改良を加えます。シキ880は別売の走行台車Fを使えばNゲージ化できますが、

転がりが悪いためメインフレームと台車はトミックスのシキ1000から移植することにしました。

中間フレームは芯皿の突起を削り取ってB2梁が回転しやすいようにしておきます。

カプラーはかもめナックルに交換。反射板は両側に取り付けておきました。

そのままだと重心が高く転倒しやすいためフレームの内側にウエイトを仕込んでいます。

また台車の取付ネジがリレーラーレールと干渉したのでボルスタを1mmほど短縮しておきました。

車輪は黒色に交換して銀河モデルのプレート輪芯4孔を接着。台車が小ぶりのため良く目立ちます。

さらに輪芯の内側も黒く塗ることで一体圧延車輪らしさを表現できたと思います。

完成写真は次回記事にて

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ヱヴァシキ(変圧器6連仕様) 完成

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そんなこんなでシキ880の変圧器6台verが完成しました。

ここまで大きいともはやBトレと言うより普通のNゲージです。

付属のステッカーを貼ったら一層ヱヴァの世界感が出てきました。

車番は012をセレクト。余白が目立つので本当はインレタにしたいところです。

イマイチな表現だった碍子も16番のパーツでシャキッと表現

自作した側梁が車体の大柄さを際立てています。

車輪は黒色&輪芯付きを採用し、一体圧延車輪を再現。

劇中同様、最後尾にヨ8000を従えてみました。(マイクロエース製)

シキ880が大柄さが際立ちます。反射板は最後尾のヨに付けるべきでしたね。

DD51は原色を持っていませんので登場せず… お粗末さまでした。

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カメラ買い替え

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長らく連れ添ってきたE-P1の液晶がいよいよおかしくなってきたので買い換えることにしました。

後釜はEP-5 シルバーです。OM-Dと迷いましたが、やはりPENのフォルムが好きなんですよねえ

右:PEN E-P1 + m.zuiko digital ed 14-42mm f3.5-5.6 ez

左:PEN E-P5 + LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.

ぱっとみは色違いにしか見えない両者ですが、E-P5は大幅な進化を遂げています。

特に高感度撮影時の画質、連写スピードの速さ等はEP-1と比べものにならないほど向上しています。

EP-1に付けていたm.zuiko digital ed 14-42mm f3.5-5.6 ezを装着してみました。

シルバーのレンズも似合いますね。ロゴにPENの表記が追加され書体もクラシカルになりました。

余談ですが、VARIO 12-32mmにはOLYMPUS純正のレンズキャップLC-37Bがピッタリ嵌ります。

これでPENの世界観を損なわずに持ち歩くことが出来ます。

そのうちEVFも使ってみたいとは思いますが、いかんせんゴツいんだよなあ

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タウシュベツ川橋梁

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gallery:橋梁カテゴリでは旅行中に見てきた色々な橋梁を取り上げてみようと思います。

主に鉄道橋がメインですが、人道橋や道路橋も登場するかもしれません

 

まず最初は北海道上士幌町にある糠平湖のタウシュベツ川橋梁。通称タウシュベツ橋

旧国鉄士幌線で使用されていた橋梁になります。昨年のGWに訪問しました。

現在、橋の近くまで続く林道は許可なく立ち入ることが出来ません。

そこでNPO法人のひがし大雪自然ガイドツアーに申し込んで見学してきました。

水が少ないこの時期は湖の手前で車をとめ、橋の近くまで歩いて向かいます。

無数にある切り株はこの地をダムとして使用するため伐採した木々の名残。

何十年も橋と共に浮き沈みを繰り返してきた存在であります。

橋の袂までやってきました。雪解け水の水溜まりがあったので少しばかり水鏡を

アーチの裏側を見ることが出来るのはこの時期ならではです。

近くで見るとコンクリートの劣化具合がよくわかります。表面のコンクリートは殆ど剥がれていました。

当時のコンクリートは粗骨材の割合が多く、鉄筋の強度も弱いことから劣化の進行が早いようです。

国鉄士幌線の開通に際し、タウシュベツ川に架けられたこの橋は1955年(昭和30年)の糠平ダム建設に伴い迂回路が作られ廃区間となります。しかし橋自体は撤去されることなくダムの中に沈むことになりました。

つまり鉄道が現役の頃は山中の川を渡る橋だったので、この拓けた景色の中を車両が走ることはなかった訳です。その士幌線自体も1987年(昭和62年)に廃線になっています。

老朽化を速めているもう一つの原因が繰り返される水没と凍結にあります。

毎年秋から冬にかけて湖の水位が上昇し橋全体が水没します。そして冬場に氷が張った状態で水位が低下すると橋は氷を突き破って姿を出すことになます。このとき表面のコンクリートが削られてしまうのです。

北海道遺産に認定されていますが、ダムの中にあるため保存が難しく、自然に朽ちていくのを見届けるしかないそうです。見学したい方は早めに行った方がいいと思います。バックの山々も美しいですね。

岸上に登り対岸を眺めてみます。橋から続く築堤が士幌線の旧ルートでしょうか

例年、夏頃には橋まで水が来るそうで、タイミングが難しいですがメガネ橋になった姿も見てみたいな…

帰りは廃線跡の森を抜けて車に戻りました。

所どころにある流木は何年も前にダムの水が冠水した際に運んできたそうです。

タウシュベツ川橋梁以外にも旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群としていくつかのアーチ橋が残されています。こちらもまた見に行きたいと思います。

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