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ありがとう長崎の車両基地 1897-2014

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さてさて、2日目はいよいよ長崎車両センターの公開へと参ります。

このイベントは車両基地が佐世保車両センターに移転するため最後の一般公開として2/23に催されたものです。駅の裏手から道順を追っていきます。

会場入り口

この写真は帰り際に撮ったので人が少なめです。

敷地へ入ってすぐにあったこの設備は何でしょう?

まず目に入った車両が転車台に載ったキハ220でした。

当初のスケジュールでは1時間おきに回転実演をすることになっていましたが、乗車体験の乗降に時間がかかるためどんどん列が延びてしまい、終始10分おきくらいで回転していました。

転車台についてはこちらで詳しく紹介しています。

ブルトレヘッドマークの展示

九州以外の列車もありますね。社員さんの秘蔵コレクションだったりして!?

展示車両はキハ66/67、DD51、485系の3並びです。

ヘッドマークは数十分おきに付け替えていたため色々な顔を見ることができました。

キハはシーサイドライナーの運行当初らしきヘッドマークを付けています。

そしてDD51は…

まさか国鉄色の北斗星を九州で見ることになるとは思いませんでした。

運行当初はこの姿で牽引していたんですよね

485系はかもめを掲出。JNRマークを付けている485系は貴重かと思います。

九州の485系の赤2号って関東の車両と比べるとくすんでいるような印象です。

それとも単に色褪せているだけなのかな…

転車台の近くにコンクリ製の大きな油庫がありました。奥に煙突も付いています。

油庫の裏側を覗いてみると開発の足音が近づいてきていました。

すでにレールが剥がされ、架線も撤去されています。

検修庫は一方通行なので外側を歩いて会場の入り口と反対側へやってきました。

車体吊り上げ用のクレーン

↑左上に写っている団体さんは予約制の検修庫見学ツアーの御一行です。

私は時間がなかったので列には並びませんでした。

検修庫内を見学

見た目結構古いので、もしかしたら設立当時からの建物かもしれないです。

DE10が検査中でボンネットの点検蓋が開けられていました。

歴史を感じる憩いの場。ストーブがいい味だしてます。

この制御盤は鳥栖機関区から運んできたようですね。

リフチングジャッキの表記に時代の流れを感じます。

100年以上続く歴史ある車両基地が1つ消えてしまいました。

最後にこうした粋な計らいを見せてくれた長崎支社に感謝です。

117年間おつかれさま(^^)

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長崎にてレンガ建造物を巡る

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いよいよ九州2日間の旅も最終回です。長崎の車両基地は午前中に大体見終えたので、帰路に就く夕方までの時間を利用してちょろっと観光してきました。

まずは長崎市電の1系統に乗車します。築町で5系統に乗り換えて、大浦海岸通りで下車しました。ちょうど出発した対向列車は貸切列車だったようです。

この電停から終点の石橋電停までは単線区間になります。

そのためか分かりませんが、架線はカテナリーから直吊に変わります。

軌道は歩道のようにも見える専用線となり、大浦天主堂下電停へと続いています。

大浦海岸通りから少し歩くとグラバー園入口の停留所があるのでそこからバスで小菅町まで乗車しました。バスの行先は種類が多くてどれに乗車すればいいか分かりにくいため、長崎バスの時刻・運賃クイック検索を利用しました。本数は多いので助かります。

バス通りのすぐ下に目的地が見えてきました。

小菅修船場跡 1868年(明治元年)竣工

 クリックで拡大

トーマス・グラバーと薩摩藩士の小松帯刀と五代才助が計画を進めて建設されました。

船架を用いて船を陸に引き揚げる西洋式のスリップ・ドックです。

国内では初めて採用された方式のドックで、国指定の史跡に登録されています。

 軌道

船架は水中に続く軌道と、船台と呼ばれる台車で構成されています。

満潮時に船台を水中に潜り込ませ、船をその上に載せて引き揚げます。

建設当初の船台はもっと細長かったのでソロバンドックと呼ばれたそうです。

 船台

日本の鉄道開業(1872年)より古い鉄路ですのでけっこう貴重だと思います。

さらに中央にはラックレールのようなものが設置されていました。

おそらく引揚げた船がずり落ちないようにするためラチェットでしょう。

中央にある建屋が船を引き揚げるための巻上小屋で、動力はボイラーを使用した蒸気機関です。残念ながら内部は非公開ですが窓越しから覗くことは出来ます。巨大な歯車を使用しており、1000tクラスの船舶も引揚げ可能とのこと

左右の小さい建屋には船台を引き揚げるためのウインチが設置されています。

これは恐らく竣工後に追加されたものではないかと思います。

巻上小屋はレンガ造りです。

実はこの建屋こそ現存する国内最古のレンガ建造物であるというから驚きです。

全形レンガより薄くて扁平なこんにゃくレンガが採用されていることや、積み方がフランドル積みであることからもこの建屋が明治初期に建造されたことがわかります。

レンガの小口面には焼印が入っているものが多数見受けられました。

ラックレールの先端には船の引揚げ用と思われるチェーンがあり、小屋の中に繋がっています。ところで中央部は木製に見える引揚げ小屋ですが、実はハリボテでした!

室内を覗くとわかりますが内側にもちゃんとレンガが積まれています。

どうして下見板が張られているんでしょうね?

造船業・レンガ建築の両面から見ても大変歴史的価値のある建物ですが知名度が今一つなのが残念です。長崎駅から30分もあれば行けるので興味のある方は行かれてみてはいかがでしょうか。また、対岸にある三菱重工長崎造船所の史料館には小菅修船場の模型が展示されています。

 

再びバスで南下し小ケ倉で降車しました。少し歩いたところにある建物がこれ

国際海底ケーブル陸揚庫 1871年(明治4年)竣工

石碑には長崎-上海の海底に敷いた通信ケーブルを引揚げるための建物と書かれていました。レンガ造りと石造りが融合した不思議な造りをしていますね。

↓クリックで石碑の拡大写真

先の小菅修船場と同じくこんにゃくレンガが使用されていますが、積み方は長手積みでした。刻印は18種類もあるそうです。柵の中には入れないので確認はしませんでした。

中央には煙突も備わります。

国内最古の国際海底ケーブル陸揚庫とは言いますがちょっと素っ気ないですね。

せめて柵の中に入れるとか柵の外に案内板くらいは立てて欲しいところです。

栃木にあるKDDIの国際通信資料館にこの陸揚庫のレプリカがあるそうです。

しかも近代化産業遺産に認定されているとか。本物が現存するのにおかしな話ですな。

起伏の多い長崎の街並みは美しいです。

おわり

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鹿児島本線 大牟田駅

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大牟田駅の1番のりばに残されているイギリス積みのランプ小屋です。

建物財産標は確認できませんでした。裏手は駐車場になっています。

おや、出入り口が妻側に付いていますね。ランプ小屋としては珍しい妻入りです。

九州には勾金や有佐にもレンガ積みのランプ小屋がありますが、いずれも妻入り。

本州のものは大半が平入りなので地域によるのかもしれません

庇もレンガで作られています。トタン屋根ですが破風板も付いていました。

入り口の反対側には嵌め殺しの窓が備わります。迫石は2段になっています。

 

P.S.

津幡のランプ小屋が移設or解体されてしまったようです。

通過する列車からちらっと見たのですが基礎だけ残っているようでした。

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大館の転車台

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鳥めしで有名な大館にやってきました。

乗り換え時間を利用して転車台を見学してみます。

駅の青森方あるのを発見しました。長いこと放置されているみたいです。

20m級の下路式バランスト型です。レールが直締なので略称はすて20。

周辺は柵に囲われていたので線路の反対側にある空き地から見学しています。

回し棒も付いています。通常、持ち手は地面と平行ですが、ここのは垂直ですね。

牽引車は標準的な形です。でも前方の車輪が飛び出している?模様です。

牽引車の近くにある銘鈑は雑草が邪魔をしていて確認できませんでした。

ヤグラの上の集電装置が取り外されています。もう可動することはないのでしょう

駅の跨線橋から全体を俯瞰

手前に延びている線路も途中で寸断されています。

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さよなら北陸の牽引機を小加工

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こんばんは

皆さんGWはどう過ごされましたか?私は近年では珍しく安近短でした。

そんなわけで今年は模型の方もだいぶ捗っております。

 クリックで拡大

まずはさよなら北陸の機関車です。とりあえずスカート周り以外は終わりました。

ナンバーは選択式なのでEF64 1053とEF81 151をセレクトしました。

外見は主に屋根上機器の塗装がメインです。パンタ・高圧配管・アンテナetc…

内見は運転席パーツの加工と側面の目隠しカバーの塗装など。

目隠しカバーはEF64のみ薄松葉色に塗ってみました。この辺は好みによりけりでしょう

ライトの常点灯化及び照度アップは以前に施工済みです。⇒過去記事

運転席パーツはヘッドマークの固定用に使うマグネットの切欠きを設け、乗降扉にあたる部分の壁を撤去して運転台と椅子に色差しをしています。ダイキャストも乗降扉から見える部分を塗っています。こうすることで少しでも奥行を出すのが狙いです。

左はED79用で、貫通型のため運転台がちゃんと左右に分割された状態が再現されています。EF81とEF64は共通設計のため、運転席パーツは非貫通のEF81をプロトタイプにしている模様です。ほとんど見えない部分なのによく出来ていますね

これもED79の流用写真ですが、マグネットは運転席パーツを嵌めた状態でボディー側に接着しました。サイズはφ3×1.5mmがちょうど良さそうです。

づづく

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EF81(寝台特急カシオペア)

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こんばんは

先週は親戚への挨拶とご先祖様のお墓参りのため鹿児島へ行って来ました。

そのうち1泊は指宿に泊まったのですが、驚いたことにW杯サッカー日本代表チームと同じホテルでした。さらに帰りの飛行機まで同じというミラクル…

これはサポーターと言われてもおかしくないですね。頑張れザックジャパン!

 

閑話休題

さよなら北陸の牽引機と一緒に加工したカシオペアカラーのEF81

例によってスカート周りやカプラーは手を付けていませんが一段落しました。

2141 EF81(寝台特急カシオペア)

 クリックで拡大

1999年頃に発売されたこの製品は「寝台特急」の名を冠しており何となく特別な感じがしました。まずは擦れて文字が消えかかっていたナンバー類を交換です。

ナンバーは現行品(品番9127)の分売パーツを取り寄せたものです。

これで鮮明になりました。

新旧のナンバーを比べてみると、一番下が97号機から99号機に変更されていました。

実車の97号機は北斗星カラーなのでおまけ扱いだったのでしょうか

左が9127、右が2141に付属のナンバーです。

正面用は黄色成型なので透けが目立ちますね。

そこでまずはイエローを塗って、

ある程度乾いたらシンナーを含ませた綿棒で文字上の色を拭いました。

(メーカーズプレートと真ん中の列のナンバーは側面用なので使用しません)

↓そのまま付けたナンバー

↓色差し後のナンバー

ちなみに今回も89号機にしました。10年以上89号機として活躍していたのに今さら車番を変えるのもどうかなあと思った次第。今後もよろしくお願いしますぜ

見えにくいけど区名札は銀河モデルのN-507区名札ステッカーを貼りました。

ランボードはお世辞にも綺麗とは言えない塗装だったので、クレオスのグレーFS36231をベースにダークシーグレーを少し足して吹いてます。色調が違うけど気にしない。

つづいて運転席パーツ。

現行品はボディー側に取付ける専用のパーツがありますが、旧製品はダイキャストとライト基板の固定を兼ねた簡素なパーツです。しかも浮いてきてかっこ悪いんです…

そこでダイキャストの固定部と運転席部を分離し、裏面にセンターを出すプラ棒を接着。

運転席部はダイキャスト側に接着することで浮きが改善できるはずです。

ディテールも少し追加して壁をグリーンFS34227、機器類を薄松葉色で塗りました。

↑右はライトプリズムの固定パーツ。窓から見える部分のみ塗っています。

現行品のパーツと比較。旧製品のパーツは上げ底なので座席は再現しませんでしたが、加工前よりはずっと良くなったかと思います。

ライトプリズムとそのカバーは現行品のモノが使えるようなのでサービス通販で頼んでみたものの、あいにく欠品中だったので旧製品のモノをそのまま使用しています。

ダイキャストの側面はグレーFS36081を塗って目隠しとしました。

ライト基板は電球仕様だったため自作品に置き換え。

常点灯仕様でRは470Ω、Cは1μになります。電球色LEDも安くなりましたなあ

屋根上の色差しはさよなら北陸に準じます。

側面窓は断面が塗れておらず目立ちますので近似色で色差し。(写真は施工前)

乾燥後、ガラスを元に戻そうとしたのですがキツくて全然入りません。無理に入れようとしたら破損してしまいました。それで、試しにさよなら北陸の窓とトレードしてみると、これがすんなり入るんです。どうやら現行品は嵌め合いが緩めに改善されているようです。

てなわけでサービス通販でナンバーと共に取り寄せました。さよなら北陸用のは流石に在庫切れだろうと判断し、さよなら日本海用の側面ガラスを注文しました。

北陸のガラスは無色透明でしたが日本海のはややスモークがかっていました。

EF81に関しては、さよならセット品のみ縦桟の銀色が印刷されており、ここは現行品に対してのアドバンテージになるのでちょっと嬉しいです。ED75なんかは通常品でも再現されているんですけどね

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P.S.

冒頭の続きですが、一般搭乗者は選手より先に乗り込み後で降りるため、メンバーの姿を見ることは出来ませんでした。機内もカーテンでシャットアウトされる徹底ぶりです。

弘前の転車台

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2013年11月2日、秋田DCに合わせて弘前運輸区の一般公開がありました。

毎年公開している場所ではないためこのチャンスは外せません。

道路からだと運輸区の建物がうまいこと邪魔していて全然見えないんですよ

かと言って駅構内からだと留置車輌が視界を遮ってるし、難易度の高い転車台でした。

 クリックで拡大

到着した時にちょうど回ってました。やっと全体を見ることができた!

保線用のモーターカーが載っていますが、20m級なのでかなり持て余してますね

この転車台は上路式でおそらく3点支持型です。桁の作りは秋田と似てるかな

ロック機構は両側ノック式。ノック受けのレールの下には鉄板が敷かれています。

ピット内にあるホースは冬場に溜まった雪をお湯や蒸気で溶かすのためのモノ。

ただ、最近は転車台を使うこと自体が減ったため、ホースは使用せずピットは専ら雪溜めと化しているとか。稼働させるときはスコップでかき出すみたいです。

ヤグラの下にある箱はインバータ収納盤。転車台も進化しているようです。

そういえば直方の転車台もインバータ駆動に改造されてましたな

ピット側壁に銘鈑が貼ってありました。完成して10年も経つことに驚きです。

円周軌条の外側には融雪用の配管が巡らせてあり、先のホースと繋がります。

上写真のレールの継ぎ目部だけ外側に迂回している配管がそれです。

牽引車(操作室)は操作体験中

一般公開の企画時は手回し体験を考えていたそうですが、空荷で回してみたところ大人4人でも重くて大変だったとか。それで牽引車の操作体験に変更したそうです。

この話を聞いて支持方法はバランスト型ではないなと思いました。

電動で設計された転車台は3点支持型しか見たことないってのもありますけどね

車両に乗って回転する体験は何度か経験がありますが、牽引車の操作は初めて

マスコンやブレーキハンドルはなく、小さなローターリースイッチが1つだけありました。

線路に合わせて勝手に停止してくれる自動モードと、低速・高速・停止を自分で操作する手動モードの2パターンを選べます。手動モードはなかなか難しかったです…

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電球色LEDに交換 (ED79の巻)

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ターゲットはトミックスの9113 ED79-0(シングルアームパンタグラフ)です。

コントローラーをフルスロットルにしても弱々しい光なので、

いったんすべての素子を取り除きます。

一部パターンカットをして新たな素子を半田したら完成。LEDが2012サイズの電球色、Cが1μ、Rが470Ω、そして逆流防止ダイオードにSBDといつも通りの構成です。

施工前後の比較

比較点灯

基板の上に載せるカバーは素子と干渉する部分を切欠いておきました。

色差し関係はコチラと同様です。

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苗穂工場2

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苗穂工場の敷地には以前紹介した2台以外にも、実はもう1台トラバーサーがあります。

北海道新幹線で実用化を目指すトレイン・オン・トレイン(t/T)の試験設備です。

左の青いモーターカーとグレーの大きな貨車2両が標準軌で、黄色いモーターカーと大きな貨車の中にあるコンテナ貨車が狭軌の車両となっています。

ダブルトラバーサー

黄色いモーターカーはダブルトラバーサーの上に載っています。このトラバーサーは標準軌の桁が下側に併設されており、狭軌/標準軌の機関車の付け替えをスマートに行うことができます。以前のダブルトラバーサーは形だけのモックアップでした。

まだ課題が多いようですが実用化したら稼働するシーンを見てみたいですね。

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名古屋車両区

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近鉄名古屋のお隣、米野駅へやって来ました。

駅の近くにある向野跨線橋からJR東海の名古屋車両区が一望できます。

ちなみにこの向野橋、80年以上前に京都鉄道の保津川橋梁から移設されてきたとか

旧余部橋梁より古いらしく、老朽化のため現在は歩行者用の橋となっています。

給水塔は近鉄名古屋線のすぐ横にありました。

周囲には桜の木などが植えてあり小さな公園のようにも見えます。

この給水塔はかつて沢山のSLを従えていた名古屋機関区の置き土産。

上部の貯水タンクは失われていますが、それでもかなりの貫禄があります。

踏切の先にある祠は鉄道神社でしょうか

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【青きプリマドンナ】 オリエント急行を手にする!

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こんにちは

本日はカトーから発売されたオリエントエクスプレス'88 パリ〜香港(以下、欧州仕様)を紹介します。この商品は発売済みの日本走行仕様のバリエーション展開で、出発地のパリから香港まで走行した姿をプロトタイプにしています。

厚手で濃紺のスリーブが通常製品とは一味違った雰囲気を出しています。表記はNIOE(ノスタルジー・イスタンブール・オリエントエクスプレス)だった国内仕様に対し、CIWL(ワゴン・リ社)オリエントエクスプレスに変更されています。

また、エンブレムも国内仕様が中央の向かい獅子だけだったのに対して、月桂樹とリボンで囲まれた正規の姿が印刷されています。

ちなみにこの欧州仕様はドイツでもKATO LEMKE名義で販売されており、そのパッケージはエンブレムが中央にどーんと大きく配置された豪華仕様みたいです。向こうはHOと比べてNゲージがマイナーであることに加え、15両フルセットでの販売形態からお値段は7万近くもするとかしないとか

自分は15両じゃ長すぎると思うし予算もあるので基本セットのみ購入。

中敷はタムタムのウレタンを加工したものに交換しています。

ここまでは5月末の話

 

んで、先週

オリエントエクスプレスのASSYパーツが発売されたのでホビーセンターカトー東京店へ行って来ました。何年ぶりの訪問だろう。今年竣工したばかりの建屋はピカピカでした。

エントランスには手書きのポップが掲示されておりました。

購入したのは増結セットに入っているARP 4164EとWSP 4149EのASSYと幌です。15両じゃ長いとか言いつつ、この2両は外せませんでした。そんなわけで10両編成です。

ASSY組みの車両と入れ換えてみました。8両中、寝台車が1両で食堂車が3両(笑)

さらに半数がプルマンカーという超贅沢な濃縮オリエント急行セットが出来上がりました。

おふざけはこれくらいにしてレールオン

外国型車両なのでスケールは1/160ですが、車体が長いので国内車両と比べても違和感はありません。

 

簡単にですが1両ずつ紹介します。

荷物車 D 1286M

国内仕様では車両限界を守るため屋根上のキューポラ(監視窓)が低く作られていました。今回は欧州仕様のためオリジナルの背丈が再現されています。

 

プレジデンシャル食堂車 WR 3354D

プレジデントの名の通りフランス大統領専用車だった経歴を持つ由緒正しき車両。

車内は長テーブルが中央に配置された会食向けのレイアウト。3両ある食堂車のうち厨房があるのはこの3354Dだけです。カーテンも再現されていますね

 

プルマン食堂車 WSP 4158DE

プルマンとは高級座席車のことで、NIOEでは食堂車として供用されました。国内ではプルマン式A寝台(オロネ24形など)の方が有名でしょうか

ちなみにこの車両、引退後は再び来日して箱根ラリック美術館に収蔵されています。

 

プルマン食堂車 WSP 4149E

国内走行時は下松で留守番していた4両のうちの1両。モデルは4158DEの車番違いなのですが、末尾のDEとEの違いは何かあるのかな?

フランスを走ったプルマン・コートダジュール急行で使用されていたことから7枚窓のプルマンは、コートダジュール型プルマンと呼ばれています。

 

プルマン食堂車はテーブル上のランプシェードが赤く点灯し、豪華な印象を受けます。

 

バー・サロン車 ARP 4164E

コート・ダジュール型プルマンカーの改造車です。プルマン食堂車と屋根上のディテールは異なりますが、側面の窓配置をみれば一目瞭然です。モデルの車内には黒いピアノが再現されています。バーカウンターやソファーにも色差しをしたくなります。

 

寝台車 WLA LX20 3551A

寝台個室を持つ車両です。LX20の20は定員のことで2人用個室が10室あることを意味します。オリジナルは1人用個室が10室並んだLX10で、後年に2段ベッド化されてLX20となりました。

 

寝台車 WLA LX16 3487A

こちらは定員が16人の寝台車。写真は通路側ですが、個室側は細長い窓がずらりと並んだ特徴的な外観です。乗り心地の良い中央部の4部屋は1人用のままです。

 

シャワーカー VC 4013

イギリスとフランスを結んだフレッシュ・ドール号はイギリス側のプルマン社とフランス側のワゴン・リ社の車両によって運行されていました。(ドーバー海峡はフェリーで移動)

のちにプルマン社とワゴン・リ社が協定を結んだことから、ワゴン・リ社が用意した1等豪華座席車をフレッシュ・ドール型プルマンと呼ぶようになりました。側面窓は9枚です。

VC 4013はフレッシュ・ドール型プルマンを改造したシャワーカーで、下松留守番組の1両です。反対側面は側窓が9枚並んだオリジナルの姿です。


寝台車 WLA LX16 3475A

3487Aの車番違いです。他の寝台車もそうですが、モデルでは2段ベッドが再現されていないためLX20もLX16もLX10の内装なのがちょっと惜しいです。下松留守番組

 

スタッフ寝台車 WLA YU 3851A

しんがりはスタッフ向けの寝台車。乗降扉が楕円窓でなかったり側面の飾り帯もLX型と比べるとシンプルです。この車両も下松留守番組。国内走行は増結セットに付属するYU 3909Aが担当しました。


ワゴン・リのエンブレム

こんなに以上拡大しても精巧に見えるのだから凄い。実物は数mmですからね

台車はVC 4013を除く全車がイコライザー式台車を装備。荷物車の1286Mのみカプラーの柄が短いのでASSY購入の際は注意が必要です。

↑台車の比較。TR217とTR11の海外版といったところでしょうか。イコライザー式には白いペイントも施されています。また、国内走行時は外されていた車端ステップも復元されており巨大なアーノルドカプラーの存在感を薄くしてくれています。

それにしてもこの台車、イコライザーがレールスレスレですねえ…

プルマンカーには乗降扉以外にも楕円形の装飾窓があるのですが、場所によって色が変わっており芸が細かいです。

上のように車体色のこともあれば、下のようにスリガラスの場所もあります。

走行させるにあたって、ちょいと加工をしました。まだ暫定です

機関車と連結するため荷物車の車端側の幌を折りたたんだ状態のもの(Z05-2496)に交換しました。スタッフ寝台車は元々折りたたんだ幌が付いています。

カプラーはZ05-1376ナハフ11かもめナックルカプラーに交換してみましたが、柄の長さが足りませんでした。荷物車は柄の長い台車と交換すればちょうど良さそうですが(上写真)、スタッフ寝台車は幌の下に引っ込んでしまうので要検討です。

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P.S.

実は追加した2両以外にもランプシェードの改造を目論んで床下のASSYを導入していました。ところが昨日になってプルマン 4158の箱根ラリック美術館保存車の発売がアナウンスされたため予定を変更。

ひとまず3354Dから着手してみようと思います。

トミックスのELにナックルカプラーを付ける

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以前から進めていたELの加工の続きです。

ED79,EF81,EF64のカプラーをナックルカプラーに交換してみました。今まで機関車にはZゲージ用のマグネマティックカプラー(#903)を使用していたのですが、走行中に解放することがままあったため、今回からナックルカプラーへ移行することにしました。

まずネットで調べてみると、トミックスのELに付属するTNカプラー(JC61)のアダプターとナハフ11かもめナックルカプラー(Z05-1376、以下かもめナックル)を組み合わせるやり方をよく見かけたので、この方法を試してみました。早速カプラー本体を交換してみます。

無加工で入りました。

しかし、このままではやや上向きなのとリップシャンクが開きっぱなしになりやすいので、自然解放する懸念が残ります。そこで色々と手を加えてこうなりました。

シャンクの復元用にスプリングを仕込みました。スプリングはトミックスのアーノルドカプラーポケットに入っていたものを使っています。捨てずに取っておくもんですねえ…

これでシャンクを広げても確実に閉まるようになりました。よほどの悪条件でない限り自然解放はないと思います。左は追加したプラ板を黒く塗った完成形です。

カプラー本体の復心バネはそのまま使いました。カプラーとスノープロウが干渉する場合は、首振りが渋くなるので少し削って対処しました。

また、ナックルカプラーはナックルシャンク外側の突起とリップシャンクの角を落としておくと、より自動連結器っぽく見える気がします。(白矢印のところ)

分かりやすいようにEH200ナックルカプラー(かもめナックルのグレー版)で比較

左が未加工で右が加工後です。どうでしょう?

あとは加工前と同じように組み込んで完了です。スカートの切欠きは凸型になっていますが、これなら上側の切欠きは埋めても大丈夫そうだな

EF81 151は双頭型なのでEF63 一次形 双頭式カプラー(Z01-0257)を用意しました。

シャンクが一体なのでスプリングは使いません。

根本を半分位にカットとして上下にプラ板を貼りつけておきました。

なお、スノープロウは干渉するため取付足の内側を切欠いておきました。

KATOカプラー密連形との連結は低くすぎてNGのようです。電車と連結する予定はないのでダミーでも構わないのですが、フックをカットするかどうかは悩むところ…

さて、かもめナックル同士の連結面間隔はこの位です。

JC61よりは狭くなったような気がします。

双頭になると少し開きますが、これでも十分狭いと思います。

903との高さもぴったりです。それにしても903の連結面は狭いですね。

速度が違うのでこんな重連はしませんが、貨車は903が殆どなのでナックルとの組み合わせは結構あると思います。

 

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クイックヘッドマークもどき

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スカートの加工を残していますが、一足先にヘッドマークに着手しました。

まず機関車側にはマグネットを仕込んでおきます⇒さよなら北陸の牽引機を小加工

ヘッドマークを磁力で保持するためこちらの商品を使いました。

ハイキューパーツから発売されているマグネットセッター 丸形用です。

磁性を持ったステンレス板に各サイズの円形板がエッチングされています。

噂のブリッジレスエッチングですね。パーツは裏面の透明シートに貼りついていました。

パーツ自体にも糊が付いていますので、剥がして貼るだけ。

マークより小さめのφ3mmを使うとステーのモールドを避けられて安定します。

ただそのままだとボディーを傷つけてしまうかなとも思い、念のため極薄のフィルムテープを貼って保護しておきました。(ペーパー掛けが面倒だったため)

銀色のヘッドマークはモリヤスタジオ製。1回こっきりのイベント列車などニッチなヘッドマークも製品化してます。金属製ですが磁力が今一つなのでこちらにも貼りました。

東北・北海道系統ばかり…

はくつると出羽はお遊びです。両面テープだったら試すことすらしなかったでしょうな

 

おまけ

ヘッドマークランナーに必ずと言っていいほど付いてくる富士山形

旧製品のEF81カシオペアカラーに付属していたモノは律儀に印刷してありました。

これからも増えていくのだろうか…

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923501 Magnetic Knuckle Coupler Long Shank w/Trip Pin

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オリエントエクスプレスの続き

編成端にくるYU 3851Aのカプラーをナックルカプラーへ交換する話です。

所有する機関車は基本的にナックルカプラーなので客車の方もナックル/マグネマティック/カトーカプラーN系統にする必要がありますが、いかんせんオーバーハングの長い車両ゆえにちょうど良いカプラーが見つかりませんでした。

そんな中、ようやく見つけたのがタイトルのカプラー923501です。

国内販売の設定がないKATO USAの製品になります。逆輸入品は初めてかも

Z05-1376かもめナックルと比べてみましょう

ロングシャンクの名の通り、かもめナックルの1.5倍くらいはありそうです。

トリップピンが付属しているので自動解放もできます。

取付にあたって、カプラーポケットの先にある突起をカットしておきました。

バッファーとも干渉せずちょうど良い長さです。高さも無調整で済みました。

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以下、失敗談

923501を中間車にも使えないかと試してみましたが今ひとつの結果に

・製品オリジナル(アーノルドカプラー)

 

車間はよい感じですが、カプラーが大きいので目立ちます。

 

・923501

カプラーは目立たなくなりますが車間は広がってしまいます。

 

・923501 (片方の台車をD 1286M用に交換)

伸縮カプラー並みの車間になってしまい、カーブを曲がれません…

結局のところ、アーノルドのままがベストという結論に至ったのでした。

西鳥取の転車台

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山陰本線の鳥取-湖山間には鳥取鉄道部西鳥取車両支部があります。

智頭急行のHOT7000系のメンテナンスはここが担当しています。

湖山駅から鳥取方面に歩いていくと赤い橋の手前に転車台が見えてきました。

橋の上から見下ろすことが出来ます。単線のみ接続するシンプルな線路配置

ピットに雨水が溜まっていますが、レールは光っていたので現役かと思われます。

この転車台は下路式20m級の3点支持型です。形式はG6でロック機構は上ノック式

キハ187系やHOT7000系の増解結で使用しているのでしょう。

ところでこの転車台、よく見ると何やら違和感が…

円周軌条が通常の転車台と比べて内側にあると思いませんか?

18m級のG2-1を延長改造した転車台のように見えます。

4面Hゴム支持の牽引車も珍しい(後述しますが牽引車は更新されてしまいました)

ピット側壁から離れた位置にあるため裏側に乗降用のステップが付けられています。

牽引車と反対側に付くロックレバーにもステップが付いていますね

2つずつ並んだ手動用テコ受け。奥のテコ受けは板金折り曲げで手前は形鋼。

いかにも延長改造って感じがする部分です。そういえば回し棒が見当たりませんな

しかし、銘鈑は1つしかないので後天的改造ではない気もします。

何らかの理由で余剰となったG2-1をベースにしてG6を製作したって感じでしょうか?

 

2011〜2012年に牽引車が更新されて操作室になりました。(駆動部が分離された)

この操作室、後藤総合車両所のトラバーサーのものと瓜二つなんですよね

もしかしたら同時期に交換されたのかもしれません。

右端に縦置きされた青いモーターで桁端の車輪を駆動するようです。

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高崎線 新町駅

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高崎線内に唯一残るランプ小屋

イギリス積みランプ小屋です。財産標によると明治43年製

東北本線の直流区間にあるランプ小屋もアーチ型屋根が多いですね。

やはり扉の直上部は強度的に弱いらしくコンクリートで補強されています。

危険物貯蔵所の看板が誇らしげですが、左下には危険物貯蔵厳禁!の文字が…

ホーム側は側壁に覆われているので背伸びして観察しています。

右側の窓が塞がれていました。窓上の迫石は長手と小口が交互に配置されています。

駐輪場に出てみました。

反対側の窓は残っています。木枠なので恐らくオリジナルかと思います。

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地味に改良!? キハ283系その0

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昨年夏に再生産されたカトーのキハ283系スーパーおおぞら

発売前に用意したASSYの車両と比べてみると振り子の傾斜が少なく感じました。

そこで先頭車を分解してみたところ、運転台周りにいくつもの変更点がありました。

左が前回品まで、右が2013年再生産品(以後の写真も同じ)

集電板が平らになっており運転台側の台車はカーブで傾斜しなくなっています。

どうりで傾きが少なく感じたわけだ。前回品までの車両は線路配置によって脱線することがあったためその対策かと思われます。

それだけではありません。

ライトユニットを分解してみたところ、なにやら黒いパーツが追加されていました。

底面から見た図。追加されたパーツは、分離されたヘッドライトとトレインマークの両プリズムの固定と遮光を兼ねているようです。

なおプリズムは元に戻すのが非常に面倒なため迂闊に分解しないほうがよいでしょう

この変更によりテールライト点灯時のヘッドライトへの光漏れがかなり改善されました。

トレインマークとヘッドライトは若干暗くなりましたが比べないと気が付かないレベルなので気にするほどでもないと思います。

あと頭上のヘッドライトプリズムも微妙に変わっております。

上の写真のみ左が2013年再生産品、右がそれ以前のプリズムです。

右のプリズムのが明るいです。ここは形状を変更しなくてもよかったような…

つづく

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PECOのダブルスリップ

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前々から気になっていたのですが、とうとう買ってしまいました。

英国PECO社のダブルスリップポイントです。

品番はSL-390Fでコード55のNファイン、非選択式です。

線路の種類については下の余話を参考にしてみて下さい。

いやー素晴らしい。ポイント好きには堪らない出来栄えです。

実物と同じで8本のレールが所狭しに並んでいます。

トミックスのダブルスリップは内側のトングレール2本が省略されていますからね

じゃあどうやってカーブ側へ進むのかと言うと、外側のトングレールとガードレールをバックゲージの誘導路とすることで実現しています。実物でも路面電車のポイントなどで使われている方法です。

 

話を戻しましょう。説明書は英語ですが図が多いので要点は伝わります。

コード55のレールは1/3位を枕木に埋め込むことで低く見せています。

インサルフログは電気の流れがレールの切替えに依存しないため配線はかなりシンプルです。まあ高確率でギャップを切る必要がありますけどね

Double-pole,double-throw switch、2極双投スイッチのことですか

電動化の際はX部のバネを外して下さいとの説明書きもありました。

先述のように電気配線がシンプルになる分、フログの絶縁部が長いためホイールベースの短い2軸車両などは停止してしまう可能性があるので注意が必要です。

裏側を見てみます。各レールへの配線がちらほら見えます。エレクトロフログの場合はフログと中央部への配線4本が出ており、各自でスイッチ等へ接続します。

インサルフログの給電パターンはこんな感じになっています。

 クリックで拡大

最後にPECOのダブルスリップの欠点をあげるとすれば、走行路の切り替えを2ヶ所で行わなければいけないという点が挙げられます。

トミックスの場合はクロス⇔カーブの切り替えだけで済むのですが、PECOの場合は片方のレールを直線に切り替えると、もう片方は曲線側に切り替わるため走行できなくなります。さしずめ4経路中1経路しか選択できない仕様なのです。

とまあ色々書きましたが、今は眺めてニヤニヤしてます(笑)

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以下、分類についての余話

PECOの線路は、大きく分けると入門者向けのSETRACKと中・上級者向けのSTREAMLINEがあり前者の品番はST-××、後者はSL-××で始まります。

SETRACKはあらかじめジョイナーが取付済みでストレートレールやカーブレールは長さや半径が固定されているので道床付きレールのように扱うことができます。レールの高さはコード80、ポイント類は非選択式のインサルフログのみです。STREAMLINEにはレールの高さによりコード80とコード55(Nファイン)の2種類があり、コード55のグループは品番の末尾にFが付きます。さらにSTREAMLINEのポイント類は選択式と非選択式の2種類が存在し、前者はフログが導通しているためエレクトロフログ、後者はインサルフログと表記されています。エレクトロフログの製品の品番はSL-E××、インサルフログはSL-××となります。


よってSTREAMLINEの品番は、


コード80のインサルフログがSL-××

コード80のエレクトロフログがSL-E××

コード55のインサルフログがSL-××F

コード55のエレクトロフログがSL-E××F

 

となります。

フログのないフレキシブルレールはインサルフログの品番に分類されます。

この中で最も種類が少ないのはコード55のインサルフログで、フレキを除くとダブルスリップ、シングルスリップ、大型クロッシングしか用意されていません。

そのため4タイプすべてが揃うポイントやクロッシングは存在しないようです。3種類が揃う大型クロッシングが最大かと思われます。(SL-E394のみ存在しない)

海外通販サイトのハットンズ(ehattons)は取り扱いが豊富なので参考になりますよ

若桜の転車台

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 若桜鉄道の終点、若桜駅にやってきました。

この転車台は旧国鉄若桜線で使用されていたものですが、無煙化後は長らく放置されていました。それを個人の方が発掘してこつこつと修復を重ね、復元したものです。

SLの復活計画もこの転車台があったからこそ実現したのでしょうね

現在は給水塔や駅本屋共々登録有形文化財に指定されています。

塗装表記は現役当時の表記が残してありました。歴史を感じますね

表記にもあるように15m級のバランスト型上路式転車台です。枕木締結で通称G2

枕木は修復後に新しく設置されたものなのできれいです。

両サイドに張ってある白いプレートには枕木オーナーの方の名前が入っています。

ロック機構が上面に見当たらないなーと思っていたら、ピットの底面に上ノック式とよく似た受けを発見。あまり見ない方式ですが新製時からのなのでしょうか?

銘鈑はしっかりと残っていました。製造は昭和5年川崎車両

材料の項目を見ると八幡製鉄所や日本鋼管の名前もみられます。

ピット側面は石積みで円周軌条も石の土台に直接締結です。 

駅で入場券を購入すれば構内の見学が出来、転向の体験をすることもできます。

C12や貨車の転向についてはこちら

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ロゴに不満はないけれど… キハ283系その1

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前回はちょっとしたレビューだけになってしまったので今回から加工に入ります。

まず下の写真を使ってキハ283の振り子ロゴをトレースしていきます。

ソフトにはGIMPを使いました。ちゃんとした絵を書くわけではない自分にとってはオーバースペックに感じるほど機能が充実しています。

んで、完成したアウトラインがこちら

ついでに色を付けるとこうなります。

黄色や白では見えにくいため(そもそも白のインクがないか…)、黒一色にして透明ラベルに印刷しました。サイズは何種類か用意して現物合わせです。

ラベルシールはノーカットのモノを切り出して、ロゴを印刷したコピー紙の上にマスキングテープで貼って印刷しています。こうすると無駄なく使えます。

インクジェットでもいい感じに出来ています。自作デカールもいけそうだな…

ロゴの上に貼りつけてサイズの微調整をします。

リサージュ図形がちょいとズレていますが、合格点になりました。

このロゴデータからオーダーインレタの製作依頼を出しました。

インレタが完成するまで今回の作業はしばし中断です。

もうボディのロゴは不要なので、

ペトロールを付けた綿棒で落としておきました。

別に製品のロゴが気に入らなかったわけではありませんよ

それについてはまた後日

つづく

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