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さいたま鉄道模型フェスタ 2013 WINTER

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こんばんは

昨日は冬至でしたね。近所の温泉がゆず湯をやると聞いて入ってみました。

こっちに来てからまだ一度も行ったことがなかったので良い機会だったと思います。

さて、土曜日はさいたま鉄道模型フェスタへ行って来ました。

昨年は行ってないので2年ぶりになるのかな。会場が広くなったそうです。

今回のお目当てがこちら

イベント主催のワールド工芸から発売された上路式転車台キットです。

上路式は過去にもPECO製品ベースのバランスト型が発売されていましたが、3支点型のでて20-1が製品化されるのはNゲージでは初めてではないでしょうか

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小樽築港機関区の転車台をプロトタイプにしていますが、実物のレールは直締式です。

そのためキットの素組だと移設後の小樽市総合博物館仕様といったところですね

クラシックストーリーからはHOナロー用の転車台が発売されています。

このサイズだとNのB20がギリギリ乗るか乗らないか際どいところです。

フローベルデのブースには小樽駅のペーパーキットがありました。

中に電飾したランプを沢山吊るして…なんて妄想が広がります。

蒸機好きの方なら既にご存じかと思いますが、トラムウェイからNゲージのC11が予告されていました。全6種類。2014年春から夏にかけての発売予定。

CADデータが公開されていました。

第3動輪がゴムタイヤのようです。モーターはキャブ内に収容されています。

スケール重視のC11、早く見てみたいものです。あと走行性とお値段が気になる…

会場を後にして今年4月にオープンしたばかりのトミックスワールドへ寄ってみました。

ソニックシティと道路を挟んだ反対側にあります。大宮駅からも歩いて数分です。

ショールーム限定のヨ8639を買おうかと思ったけど来週発売でした…

以下、収穫物(抜粋)

転車台キットとは別に、補修用として板モノのだけのジャンク品も入手。

細かい部品類を用意すればもう一台作れてしまいそうです

試作品ながら集電装置も買ってみました。これはキットには付属していません

リン青銅板のパーツは白いプラパーツの溝に嵌めるようです。

ってことは外周線は9線ですかね。ちょっと少ない気もします。

スプリングと真鍮挽物はこんな感じにセットして、上のリン青銅板に通電する仕組みと思われます。この作りはPECOベースの上路式と同じような感じですね。

うまく使いこなせるだろうか…

最後に思わぬ衝動買いの品をば

ネット市場では軒並み完売だったので思わず複数買いしてしまいました。

初号機と陽電子砲も欲しくなってくるから困ります

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鉄博にてC58 239を観察する

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鉄道模型フェスタの午後編です。午後は調べもので鉄道博物館へ向かいました。

そのついでというかこっちが本命だったりしますが、C58 239の試運転も見てきました。

大宮からニューシャトルは使わずに歩いて移動します。

鉄博の手前にある踏切に向かってみると、タイミング良く走ってきました!

バック運転ではテンダーのヘッドライトもちゃんと点灯しています。

架線柱に被ったの図…

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テンダーの車輪はスポークから一体圧延に交換されています。

鉄博に入館するとエントランスの目の前を通過していくC58の姿が…

試運転を知らない人は高速で走り去る黒い物体に驚いていました。

屋外に出て撮ってみます。主灯と副灯はLP405形のダブルシールドビームです。

特に副灯が際立って高い位置に来ているこの姿は現役時代、郡山工場に入場した機関車に多かったそうです。パレオエクスプレスのC58 363と比べると、給水温め器や煙室ハンドルの装飾がないので落ち着いた印象です。本番は装飾されるかもしれませんけどね

バック時は前部標識灯も点灯

ミニ運転列車の敷地横あたりで折り返します。

何度も往復していたので今度は高い位置から狙ってみました。

前梁にはスノープロウの取付用の穴とマーキングがあります。

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スノープロウがないとご覧のようにATS車上子が丸見えです。

ヒストリーゾーンの2階からはテンダー上部のディテールが観察できました。

重油タンクはフラットで後方部に埋め込まれています。

テンダーライトはLP403かと思いきや、裏に突起があったのでLP402です。

363号機は傘付のLP42なので、ライトに関してはまったく被っていないことになります。

釜石線での復活が楽しみですね。そろそろ客車の方も完成かな

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【番外編】特殊な転車台とその仲間

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こんばんは

2013年も残りわずかとなりましたね

気が付けば転車台訪問記もこの記事で50件に達しました。

というわけで今回はちょっと変わり種をご紹介します。

 

・旧武豊港駅の直角2線式転車台

JR武豊駅から延長線上の道を歩いていくと竹中交差点に出ます。

転車台はその一角に保存されていました。白いテント屋根が目印です。

レールが十字に配置された非常に珍しい作りをしています。

1925年製の上路式です。長さは7.3mで、貨車の転向に使用されていました。

2線式なのは大量の貨車を捌くためではないかと言われています。

円周軌条も再現されています。さらに目を引くのが天板を載せるための骨組みです。

黒姫だけじゃありませんでしたね。こちらは転落防止のためかと思われます。

良く見ると上写真の手前側に施錠装置があります。上ノック式のようです。

転車台の近くには味噌や醤油などの醸造蔵が軒を連ねており雰囲気がありました。 

 

・直方市 多賀第3跨線人道橋

次は転車台が橋梁に転用された例です。直方市石炭記念館へ行くための跨線橋

として余生を送っています。鳥居は橋の先にある多賀神社のものです。

渡ってみるとなんてことない普通のコンクリート橋でした。

この桁は直方駅にあったすて20で、旧直方気動車区のG3は今も現役で活躍中です。

平成筑豊鉄道の車内から良く見えます。山型のガーダーが転車台の証

ラウンドハウスを従えていたでて20-1だけ現存しないのが残念です。

 

・新幹線米原保線所

続きまして、東海道新幹線の米原駅構内にある転車台らしき軌道設備。

北陸本線とのオーバークロス付近にあります。車窓からよく見えました。

長さは新幹線の車両規格に合わせたのか25mはあるかと思います。

ピットが砂時計のような形をしているので90°くらいしか回転しません

つまり車両の方向転換はできず、ポイントとしての機能しかないことになります。

何故このような大がかりな装置を作ったのか疑問が残りますね。

車止めにご注目。よく見ると3線軌条になっています。

在来線の車両も載せることがあるんでしょうか?誠に不思議な装置だ…

 

・鉄道博物館 THE RAILWAY MUSEUM

最後は大宮市にある鉄道博物館から。館内用に新設された転車台です。

建設当時、周囲の展示車両はこの転車台を使って振り分けたそうです。

桁の端部には操作盤や回転灯、スピーカーなどが備わっていました。

1日2回ある回転実演時は多くのギャラリーが集まります。

また、実演時以外は桁の両サイドを歩くこともできます。

正面から見ると歩廊の広さが良くわかります。

ただ、上路式なので桁自体はそんなに広くはないと思います。

それでは良いお年を

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2014年を迎えました

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今年もよろしくお願いします

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205系にE231系の動力を入れてみる

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京葉線の205系の続き。前回はこれかな

シート製作は終わっています。しかし、床板のさら地化は進んでいません…

今回は動力を刷新することにしました。

上のE231系500番台の動力ユニットです。集電板が見えなくてすっきりしていますね

元の動力と比べるとDCCフレンドリーのためかダイキャストは軽く感じます。

10両編成なのでもう1両も動力車にしようかな

別形式の動力ですがボディーはすんなりと入ります。問題は台車の方です。

動力機構の変更に伴って台車の取付方法が大きく変わっているのです。

濃灰色がE231・黒色が205系の下回りです。

205系は集電板が上側にあるので台車の集電シューが長くなっています。一方E231系の集電板はダイキャストの内側にあるため、台車固定パーツと台車の取付爪の間に集電板が入り込みます。

最初は205系の固定パーツを加工して台車ごと移植しようと考えていましたが、台車の取付爪より低い位置に集電板を噛ますことが難しいことがわかりました。

シャフトも良く見ると形状が変わっています。ですが台車側の形状は同じなので交換するだけで済むと思います。さて、どうしましょ

つづく

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幌がないと寂しい

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205系のフライホイール化の続きです

動力台車をそのまま使うのが難しいと分かったので、方法を変えました。

DT50はレリーフ状にカットしてしまい、厚みも薄くしておきます。

別途フライホイール動力用の台車を用意します。軸距が同じなら何でもいいのですがE531系のDT71をチョイスしました。こちらも可能な限り薄くします。

そして両者をセメダインPPXで接着。一発勝負なので緊張します…

ポリアセタールがこんなにもしっかり接着できるとは驚きですな。

懸念していた幅ですが、元の台車と比べても広がらずに済みました。

ウォームや集電シューをセットして完成です。右はオリジナルのDT50

台車にカプラーの取付部がないので、KATOカプラー伸縮密連型の黒を調達してきました。(動力ユニットにも付属していましたが濃灰色でしたので)

取付にあたって、ボディーと干渉する丸印の突起をカットしておきます。

これで新動力化が完了です。床下機器は切貼りでどうにかなるので後回しに

車高はほぼ揃っていますが、サスペンション付きなので線路状況によりけりでしょう

T車のジャンパケーブルが不自然なのでカットするかなあ

幌がないと連結面が寂しいですね

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青サボ

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くろま屋の青サボインレタを転写してみました。

青ベタと白文字の2枚構成です。現在の製品は2色刷りに変更されている模様です。

重ね貼りはさよなら能登で鍛えられたので何とかなるはず!

差し込みタイプを仕掛品のトミックス製キハ40に使用してみます。

まずインレタを差し込みサボのモールドに重ねてみて大きさを確認。

モールドの方が短めでしたので青ベタの長さを0.3mmくらい切り詰めました。

インレタをカットする際は転写面を上に向けて行うと上手くいきます。

また、モールドが近接しているので上下の余白もぎりぎりまで詰めました。

セロテープに貼りつけてバーニッシャーでこすります。

成功したら好きな行先の白文字を重ねて転写します。583は新津所属なので新潟行あたりにしたいところですが、あいにく収録されていませんので秋田行にしました。

行の字だけサイズが小さくて高い位置にあります。おそらく実物がそうなのでしょう

肉眼では確認できませんでしたがFOR AKITAの文字も読めますね。凄すぎです

シールでは再現できない質感がインレタの魅力です。

秋田車の522は青森行をセレクト。こっちは3文字が均等に配置されています。

一方、吊り下げタイプは高崎の旧客に使用しました。

(もともとは旧客用に買ったんですけどねこのインレタ)

スハフ32に転写してみました。行先は上野です。ここで時間切れに…

イベント客車らしく1両ごとに行先をかえてみるのも面白いかもしれません

肉眼だとこんなにはっきり見えませんが、写真を撮った時に威力が発揮されますね

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山陰本線 浜坂駅

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2012年の連休に山陰方面へ出かけました。

浜坂では乗換時間を利用して給水塔を観察。ホームからの様子です。

全身が蔦に覆われていますが、何とかレンガ積みの給水塔であることが分かります。

道路からは間近で見えます。出っ張りより上が貯水タンクのはずです。

写真整理をしていたら7,8年前に旅行したときの写真が出てきました。

上半分はコンクリートなんですね。ちょっと中途半端な感じ…

ハシゴや配管が残っているので現役と言っても通じる佇まいです。

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長崎の転車台

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長崎車両センターにある転車台

残念ながら活躍する姿はこの春で見納めになってしまいます。

長崎線の連続立体交差事業にともない車両基地の移転が行われるためです。

訪問した日は車両基地の探検ツアーが催されており、転車台の転向実演もその一つとなっていました。シーサイドライナー色のキハ220形を載せてくるりと回ります。

この転車台は20m級バランスト型の下路式でレールは直接締結です。

21m級のキハ200系だと車体がはみ出してしまいますね。

手前側の線路は草に埋もれています。ずいぶん使用していないのでしょう

牽引車を望遠で観察してみます。

釧路の転車台と同じタイプでした。偶然なことに色も同じ水色です。

こちらの牽引車は傾斜部に追加されているカバーが特徴的でしょうか。

アミュプラザの駐車場から全体を眺めることが出来ました。

移転先となる早岐の転車台は撤去して新設するそうです。

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歌舞伎カラーと屋上観覧車

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都内に唯一残る屋上観覧車です

2014/2/9 蒲田

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パノラマエクスプレスアルプスを追って

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富士急に復活したパノラマエクスプレスこと富士急2000形2002編成

残念ながら引退記念イベントは大雪で中止となってしまったようですが、その1週間前に撮影する機会がありましたのでご報告です。

大月まではJRを利用し、駅を出るとタイミングよく入線中でした。(ほんと偶然です)

待ち合わせしていたYと合流し、駅前の踏切でしばし撮影タイムです。

お、車番やグリーン車マークもちゃんと復元されていますね。

富士山方は貫通先頭車。165系時代の面影をもっとも感じる部分です。

また、2002編成のパンタグラフはps16のようでした。

ここからはYの車で移動します。

まずはリニア新幹線と交差する近くの橋梁にて1枚

河口湖では先発のホリデー快速との並びを見れるかと思いましたが停車位置が微妙でホームからはちゃんと見えませんでした。

ついでに銘鈑を記録しておきましょう

1967年日車生まれ、70年に国鉄長野工場で改造されています。冷房準備車として落成しているのでおそらく冷房化のためでしょう。その後、87年に大井工場でパノラマエクスプレスアルプスに改造され2001年に富士急へ譲渡されています。

河口湖駅には懐かしい黄色いトゲトゲがありました!

最近はめっきり見かけなくなったので久々に見れて嬉しかったです。

折返しは鉄道雑誌でも有名な下吉田駅付近のカーブで撮りました。

富士山とのツーショットですが、この日は霞んでしまいました。

昼食を挟みまして、午後も有名所を狙ってみます。

大月方面からやってきたのは1000形マッターホルン号と富士急オリジナルカラー

初代マッターホルン号と違い、幕板部に白線が追加されていますね。

フジサン特急は坂を少し下った場所で撮りました。結構な人手です

撮影後はYの職場仲間のW氏を交えて次期旅行計画などを立てました。

アウトラインが決まったところでいい時間になりましたので帰宅することにします。

せっかくなので帰りはフジサン特急を利用することにしました。

大月にて

1,350mmのシートピッチは広すぎて落ち着かないくらいです。

ときおり車体がギーギー鳴っており、さすがに老体を隠しきれないようでした。

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合成まくらぎポイント

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種類が豊富なNゲージでも以外と製品化されていない合成まくらぎのターンアウト

少し前にカトーから4番ポイントの片渡り線が予告されていたのですが、音沙汰ないなーと思ったら発売中止になってました。試作品も出ていたのに残念です…

ファイントラックユーザーの自分はトミックスからの発売を期待したいところですが、

ひとまず手持ちの手動ポイントを合成まくらぎ仕様にしてました。

クレオスのC7ブラウンをちまちまと塗っています。ガードは製品色のままです。

木目の表現が気になりますが、遠目で見る分には十分効果があると思います。

ワイドPCレールに組み込むと近代的な路線を再現できます。

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ブラウンだと鮮やか過ぎるのでもうちょい彩度を落としてみようかな

あとツヤ消しの方が良さそうですね

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畳めないパンタ E257系500番台(1)

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房総各線で活躍中のE257系500番台がマイクロエースから発売されました。

造形は良く、塗装も綺麗に決まっていますが、このパンタグラフはいただけない

これ以上畳めないのです。全然上がらないよりはいいのかもしれないけど…

繊細に出来ているため恐る恐る分解して原因を究明していきます。

まず下側のアームだけの状態にしてみて、畳めないことを確認

干渉している部分を削って水平近くまで下せるようにします。

次に上下のアームだけの状態にしてます。これ以上畳めないことを確認…

干渉する関節部、主に上側のアームを削って畳めるようにしました。

ちょっとでも削りすぎると壊れてしまう瀬戸際工作です。おすすめは出来ませんね

結局、集電舟と釣合棒(フック型の棒)以外のパーツを削る必要がありました。

ともあれ、なんとか無事に2つのパンタを畳むことが出来ました。

時間があるときに屋根上配管や擦り板の色差しも施してみる予定です。

ちなみに実車は0番台がPS36、500番台はPS37です。

PS36はアームの断面形状が角型なのに対し、PS37は丸型となっています。

てことは模型のパンタはPS36をモデルにしてるのかな?

そういえばPS37はE331系にも採用されていたりします。

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ジオコレの油庫

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情景小物 線路周り小物Aには石積みの油庫が2つ入っています。

どうせなら1つはレンガ積みにして欲しかったなーなんて思っていたのですが、

ごつごつしたモールドが非常にリアルで驚きました。

スミ入れしたらより映えるでしょうか。扉と屋根瓦は一体成型でした。

この他、Aセットには給油機と燃料タンクも付属しています。

ディーゼルカーがいる車両基地を再現するにはもってこいの商品ですね。

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九州小旅行-1

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こんばんは

長崎の転車台を投稿した翌日、なんと長崎車両センターの公開イベントが催されるとの告知がありました。移転前の最後のチャンスだけにこれは行かねばなりません。

というわけで先月の22・23日に九州へ行って参りました。

 博多駅

イベントは日曜日なので、土曜日は寄り道をしながら長崎へ向かいました。

まずは鹿児島本線で香椎へ行き香椎線に乗り換えます。

ここからは気動車の旅になります。どっちも白幕ですね

行先を限定せず、どこまでも走っていきそうな感じがするので嫌いじゃありません。

せっかくなので終点の宇美まで行き、折返しの列車で須恵に着きました。

駅から県道91号線沿いに歩いていくと、ぼた山の左に目標を発見!

だんだんと近づいてきました。

ぼた山には立入禁止の標識がありました。

ちょっと登ってみたかったなー

駅から20分くらいで目的地に到着です。

志免鉱業所竪坑櫓 1943年完成

巻上機が櫓の上に設置されているワインディングタワー式の竪坑櫓は、国内では志免にしか現存しておらず、また当時のものは世界的に見ても希少な存在だそうです。

今から50年前までここで石炭の採掘が行われていたんですね

竪坑櫓のすぐ脇にはレンガ造りの第八坑連卸坑口も残されています。

斜坑は竪坑と比べると輸送距離が長くなりますが、一度に大量の石炭を輸送できるのがメリットです。また石炭と共に掘削された捨石(ボタ)を溜めたのが先ほどのぼた山です。

ちなみにこのレンガは一般的な赤レンガではなく、石炭の精錬で発生した鉱滓(スラグ)を再利用して作られた鉱滓レンガで造られています。


近くには志免鉄道記念公園がありました。

旧国鉄勝田線の志免駅を整備したものです。

構内にはホームの他、腕木信号機や踏切も残されていました。

信号機テコも

この辺りは福岡空港が近いため飛行機の離着陸の音が良く聞こえます。

そういえば空港から志免までの直結バスとかあったのかな…


博多へ戻り、今度は西鉄天神へやってきました。 

8000形西鉄特急で柳川へ向かいます。(↑はどちらも普通電車)

標準軌のスラブ軌道に走っていると新幹線のような雰囲気に…

西鉄柳川に到着しました。こちらが8000形。特急型ですが車端部はロングシートを採用するなど通勤輸送にも配慮した車内になっています。

柳川といえば川下りで有名ですね。街のいたるところに水路が巡っています。

舟に乗るのはまた今度。柳川に降りたのは県境まで向かうためです。

佐賀バスターミナル行の西鉄バスに乗り大川橋停留所で下車しました。

その先にある大川橋は筑後川を渡り、佐賀県へと続いています。

 赤いタワーのような橋が見えてきました。

筑後川昇開橋 1935年竣工

元々は旧国鉄佐賀線用の鉄道橋で、トラス橋の中央部が可動橋となっています。

潮の干満差が6mにも及ぶため、満潮時にも船が走行できるよう設けられました。

現在でも橋の昇降が必要な大型船が週1回は通るそうです。

でも観光客が渡るときはサービス動かしてくれたりします。

橋が上がると共に左右のウエイトが下がっていきます。駆動部が片側にしかないため、操作室側のウエイトを重くしてバランスを取っているそうです。

福岡県側には佐賀線の筑後若津駅跡の案内板がありました。

それでは歩いてみましょう。

路面は歩行者向けに整備されているので鉄道橋としての名残は感じられません

可動部に着きました。あれ、柵がしてあるので操作する方に伺ったところ、この先も歩けるけど陸地側が工事中なので降りることはできないとのことでした。残念

対岸に渡ることは諦め、橋の昇降を目の前で見せてもらって停留所に戻りました。

教えてもらった橋の近くにある和菓子屋さんの饅頭がおいしかったです。

佐賀駅へやって参りました。

ホームへ上がるとなにやら黒い車両が…

続く

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九州小旅行-2

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前回の続き

なんとSL人吉の客車が停車中でした。

臨時列車か試運転かわかりませんが佐賀で見れるとは思いませんでした。

牽引機も黒いDE10だし、これは珍しいぞ!と思いましたが、今や九州のDE10は半数近くが黒いそうで…。ななつ星の牽引もありますからね

真ん中にちょこっと写っているみどり・ハウステンボス号で早岐までやってきました。

車両基地の工事がかなり進んでいました。12日に完成し今日から稼働だそうです。

そういえば早岐にあるのに佐世保車両センターって名称なんだなあ。

817系のような貫通先頭車の783系

併結中は中間車に溶け込んでいて連続感があります。

両者は早岐で分割をおこないます。みどり号はスイッチバックで佐世保へ

ハウステンボス号は大村線の1駅目、ハウステンボスまで行きます。

(↓写真は博多行の列車なのでヘッドライトが点いている)

近代的な姿へと変わりつつある早岐駅ですが、2つ並んだ構内通路は健在でした。

佐世保まで行く工程なのにわざわざ早岐で降りた理由は、新設された転車台や給水塔の現況を見るためです。それについてはまた別記事にします。

普通列車で佐世保へやってきました。JRの駅では最西端に位置します。

1番のりばにある車止め。スラブ軌道なのでダンパーの付いた緩衝式かと思いきや、バラスト軌道の第2種車止めでした。松浦鉄道の車止めもバラスト軌道+第2種ですね。

キハ66系の国鉄色が停車中。キハ66 110+キハ67 110

国鉄色はトップナンバーで組成された編成もあります。

こちらは台車交換で100番台に改番された唯一の編成です。

模型の資料用に構内の写真も撮っておきましょうか

ちと気になる線路を発見。

6番線の脇にある側線が途中から合成マクラギになっています。

発注ミスでスラブが足りなくなっちゃったんでしょうか?

なんて適当なことを言ってみる。

スラブ軌道も高架橋のプレートとプレートの継ぎ目らしき所は合成マクラギが使われていますね。出発まで時間があったので、みなと口に降りてみました。

目の前が佐世保港です。

ここから池島への直行便もあるそうで、いつか行きたいなーと思っています。

大村線直通の列車に乗車します。

ハウステンボスで停車時間があったので少しばかり撮影

1番のりばは早岐方面への折返し列車専用になっていました。

エレベーターを設置する前は長崎方面に進める構造だった模様です。

ホームからハウステンボスのホテルが良く見えました。

レンガ造りの建物群は見て周りたいところですが今回はスルー

そのかわり前々から訪れてみたかった千綿駅に下車しました。

降りた瞬間から国鉄時代にタイムスリップします。

大村湾を目の前にカーブしたホームが特徴的。

木造の駅舎は平成になって改築されたものとは思えない鄙びた外観です。

ローカル線が好きな人にはぜひおすすめしたい駅です。

シーサイドライナーは通過してしまうので近くで撮影してみました。

日没が迫ってきました。夕日は写真では伝えきれない美しさがあります。

欲を言えば日没を過ぎるまでいたかったのですが何せ本数が少ないので…

哀愁漂う千綿を後にし、引き続き普通列車に乗って長崎まで進みます。

途中の諫早で乗換待ちをしていると、

ななつ星の表示があるではないか!

SL人吉の客車に続いて運がいいです。というか早岐行きなんだ?

外見は漆黒の闇ですが車内の豪華さは溢れんばかりに伝わってきました…

最後に稲佐山からの夜景を見て1日日の工程は終了です。

つづく

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早岐の転車台

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早岐駅構内に隣接する佐世保車両センター

2014年2月から稼働を始めたばかりの新しい車両基地です。

新設された転車台は車両基地のはずれの方にありました。

上路式ですがピットと桁が同系色なので形状が分かりずらいです。

ピット外周に柵が立てられているので、手動で回すことはなさそうですね。

転車台の先には第3種乙型の車止めと九州特有の巨大な車止め標識

コンクリート製の台座に載っている箱は主電源BOXです。

牽引車(操作室)詳細

屋根上にはスピーカーと青いパトランプが付いています。桁端にはオレンジ色のパトランプもありますが、色の違いに意図があるのかどうかは気になるところです。

また撮影時は気が付かなかったのですが、屋根はわずかに傾斜していました。

操作室の横には駆動系統の制御盤が備わっています。

桁の端部に付くグレーの箱は駆動用のモーターでしょう

跨線橋の近くへ移動して転車台へ分岐する線路を見てみます。

転車台の線路には19番の札が付いていました。

19番線は非電化ですのでECやELの転向が必要になった場合はディーゼル車が牽引することになります。旧転車台があった場所は埋められていました。(砂山のあたり)

給水塔は健在でした。

 

以下、2011/11観察

まだ工事が進められていた頃の写真です。

旧転車台が撤去間近といった感じでした。

旧転車台は20m級3点支持型のでて20-1です。

まだ新転車台の姿は影も形もありません。

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灯台もと暗し

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こんばんは

近所では桜が満開を迎えています。入学式にはちと早いでしょうか

今夜から明日にかけては雨ですので月曜あたりが見頃だったのかもしれません。

通勤路の途中に桜と菜の花が咲くお寺があります。夜間はライトアップもしており、道行く人がカメラや携帯を向けている姿が印象的でした。


今日は伝言だけです。


【旅行記とかイベントのはなし】

まだ九州旅行の2日目が完結していません。

午前中は肝の車両基地イベント、午後はちょっとマニアックな観光をしてきました。

それ以前に竜飛海底駅とか弘前運輸区などもあるのですが、まだ写真整理が…

今月は青とか緑の夜行列車にも乗る予定ですのでそれもまたいずれ


【転車台とか鉄道施設のはなし】

もしかしたら大和西大寺に保線用の転車台があるかもしれません。来週のきんてつ鉄道まつりに行ったついでに(ついでにしちゃ離れてるが…)確認してこようと思います。

そういえば渡島大野のランプ小屋は無事に移設されたのか気になります。

 

【Nゲージのはなし】

カトーのオリエント急行を予約していたネットショップから入荷数が極端に少ないため、予約がキャンセルになったとの知らせが入りました。他のショップは軒並み完売。そういえば近くのユザワヤで予約受付中のポスターをまだ貼っていたなあと思い出し、ダメもとで聞いてみたところビンゴ。1ヶ月遅れの分納品になりますが無事に確保できそうです。

まさに灯台もと暗し!

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色差しでアクセントをつける E257系500番台(2)

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まずは側面窓の縁が白く目立つのでつや消しブラックを塗ります。

上から見ることの多い模型だからこそ気になる場所です。

実車の縁は白いのですが、それはあくまでガラスの内側ですので外側が白く見えることはないと思います。ガラスは最低でも1晩は寝かせてから入れるようにします。

塗料が完全に乾いてから入れないとガラスを汚してしまいがちです。

これで窓周りが引き締まりました。側面行先表示は付属のシールを使うかサードパーティー製にするか、はたまた自作してしまうかはまだ思案中…

屋根上にも手を加えます。

パンタグラフは分解の後、ガイアのマルチプライマーを吹いて舟と基部と釣合棒はイエローを、メインのアームはスターブライトシルバーを吹きました。

仕上げで舟にシルバーを、碍子にツヤ消しホワイトを差して完成です。 

配管はFS36231で塗りましたが、ちょっと暗かったかな。

↓色差し前の状態。(パンタは前回加工済み)

もう少し続くと思います。

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完成 タラコ色のキハ40

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ようやく完成しました。キハ40 583とキハ40 522です。

もうすぐとか言っておきながら前回は1年以上前ですか、お恥ずかしい…

その間に実車の583番は国鉄急行風カラーに塗り替えられてしまいましたね

台車・Hゴムの色、タブレットプロテクターの有無が外見上の大きな差異です。

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ジャンパ栓と幌の取付方向も変えています。連結器の色も変えました。

ドアレールの表現にインレタを使用しましたが、色差しのが上手くいったかもしれません

キハ40 522はトイレ側にジャンパ栓と幌が付きます。

幌は実車同様に断面が黒いタイプとしました。

ヘッドライトはプリズムを光ファイバーに置き換えて色味の改善と光量アップを狙いました。方向幕は白く光らせるのでファイバーにクリアーオレンジを薄く塗っています。レンズは銀河モデルのN-081を薄くスライスしてボディーに接着しています。

室内表現は暗くした時に効果大だと自負しています。

特にボックスシートはモケットの塗り分けと掴み手の表現が効果的です。

ボディーの内側もクリーム色に塗ることで落ち着かせています。

M車の583はロングシートを再現。上げ底なのでモケット幅を狭くして誤魔化しました。

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