若桜鉄道の終点、若桜駅にやってきました。
この転車台は旧国鉄若桜線で使用されていたものですが、無煙化後は長らく放置されていました。それを個人の方が発掘してこつこつと修復を重ね、復元したものです。
SLの復活計画もこの転車台があったからこそ実現したのでしょうね
現在は給水塔や駅本屋共々登録有形文化財に指定されています。
塗装表記は現役当時の表記が残してありました。歴史を感じますね
表記にもあるように15m級のバランスト型上路式転車台です。枕木締結で通称G2
枕木は修復後に新しく設置されたものなのできれいです。
両サイドに張ってある白いプレートには枕木オーナーの方の名前が入っています。
ロック機構が上面に見当たらないなーと思っていたら、ピットの底面に上ノック式とよく似た受けを発見。あまり見ない方式ですが新製時からのなのでしょうか?
銘鈑はしっかりと残っていました。製造は昭和5年川崎車両
材料の項目を見ると八幡製鉄所や日本鋼管の名前もみられます。
ピット側面は石積みで円周軌条も石の土台に直接締結です。
駅で入場券を購入すれば構内の見学が出来、転向の体験をすることもできます。
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