さてさて、2日目はいよいよ長崎車両センターの公開へと参ります。
このイベントは車両基地が佐世保車両センターに移転するため最後の一般公開として2/23に催されたものです。駅の裏手から道順を追っていきます。
会場入り口
この写真は帰り際に撮ったので人が少なめです。
敷地へ入ってすぐにあったこの設備は何でしょう?
まず目に入った車両が転車台に載ったキハ220でした。
当初のスケジュールでは1時間おきに回転実演をすることになっていましたが、乗車体験の乗降に時間がかかるためどんどん列が延びてしまい、終始10分おきくらいで回転していました。
転車台についてはこちらで詳しく紹介しています。
ブルトレヘッドマークの展示
九州以外の列車もありますね。社員さんの秘蔵コレクションだったりして!?
展示車両はキハ66/67、DD51、485系の3並びです。
ヘッドマークは数十分おきに付け替えていたため色々な顔を見ることができました。
キハはシーサイドライナーの運行当初らしきヘッドマークを付けています。
そしてDD51は…
まさか国鉄色の北斗星を九州で見ることになるとは思いませんでした。
運行当初はこの姿で牽引していたんですよね
485系はかもめを掲出。JNRマークを付けている485系は貴重かと思います。
九州の485系の赤2号って関東の車両と比べるとくすんでいるような印象です。
それとも単に色褪せているだけなのかな…
転車台の近くにコンクリ製の大きな油庫がありました。奥に煙突も付いています。
油庫の裏側を覗いてみると開発の足音が近づいてきていました。
すでにレールが剥がされ、架線も撤去されています。
検修庫は一方通行なので外側を歩いて会場の入り口と反対側へやってきました。
車体吊り上げ用のクレーン
↑左上に写っている団体さんは予約制の検修庫見学ツアーの御一行です。
私は時間がなかったので列には並びませんでした。
検修庫内を見学
見た目結構古いので、もしかしたら設立当時からの建物かもしれないです。
DE10が検査中でボンネットの点検蓋が開けられていました。
歴史を感じる憩いの場。ストーブがいい味だしてます。
この制御盤は鳥栖機関区から運んできたようですね。
リフチングジャッキの表記に時代の流れを感じます。
100年以上続く歴史ある車両基地が1つ消えてしまいました。
最後にこうした粋な計らいを見せてくれた長崎支社に感謝です。
117年間おつかれさま(^^)