こんばんは
今年も残すところあと数日となりました。
12月は師走というだけあって毎年バタバタしているうちに年末を迎えてしまいます。
そんな中でもソニックの加工は年内に完成したいと思い、工作を進めました。
まずはクーラーの墨入れ。タミヤのスミ入れ塗料ブラックを使用しました。
0番台のクーラー(上写真)は側面のメッシュに、1000番台のクーラー(下写真)はルーバーとメッシュに流しました。乾いたら溶剤で拭き取り、陰影を調整します。
パンタグラフ台は軽量化のためか丸穴のモールドが多数あります。
ここはピンバイスで開口しても良かったのですが、台座のモールドに被っている穴もあったので墨入れにしておきました。パンタを載せてしまえばそこまで気にならないと思います。
このパンタグラフ台は台車に直結されているため車体に支柱を通す穴があります。
開口部がボディ色なのは不自然なため、ペンで位置をケガいて黒く塗っておきました。
その他、碍子や配管の色差しを行って組付けた状態が下の写真になります。
屋根板も製品より少し濃いグレーで塗り直したので、落ち着いた感じが出たと思います。
幌枠もブラックで塗装してみました。嵌め込み化した1000番のデッキ窓部ですが、やはり窓越しに室内灯の取付座が見えるのは頂けないため撤去することにしました。下写真の左が撤去後です。
室内灯は客席側に配置し、壁際ギリギリに置くことで目立たないようにします。
集電シューが差し込めるようにプラ板でガイドを作ってあげれば問題なく通電出来そうです。
0番台はセンターブースという向かい合わせのボックス席がありましたが、リニューアルの際に普通の席に改修されています。今回はグループ客が利用している想定でそのままにしました。
シートの塗装中の光景。まずは床の色合いを調色して塗装し、マスキングします。
座席の色は1両ごと、いや半室ごとに異なる車両もあって非常に手間でした…
デッキ部の床は室内よりやや赤みの強い色で塗装しています。
これはデッキの照明が電球色であることを、床の反射色で再現してみたかったからです。
(そもそも実車のデッキはストライプ模様なので、あくまでも雰囲気重視です)
1000番台のシートは本来もっと落ち着いた色合いなのですが、窓のスモークが濃く沈んだ色に見えてしまうため鮮やかなオレンジ色に塗装しました。
室内灯も純正品では暗く見えてしまうため、グランライトⅢのナチュラルホワイトを選択。
多灯式で光ムラが気になったため自作の拡散板を設置しました。
チップLEDの直下にラベルシールを配置し、フォグラスで光を均一化しています。
0番台は常点灯化したLED室内灯クリアの白色を使用します。
屋根裏に白色拡散板を挟んでプリズムと基板は遮光テープで固定しました。
写真は遮光テープで隠れていますが、導光板の断面にIROMIZUの14-50icを貼って色温度を下げています。この辺りは毎度の工作なので特に考えず流れ作業です。
クモハ883のみ室内灯付近に窓がないため、本来の取付台座を使用しています。
完成報告に続く
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