こんばんは
鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パスの利用期間が明日で終了ですね。
私は利用予定の土日に急な仕事が入ってしまい、残念ながら断念しました。
今回の記事は昨年10月に発売された第一弾の時に道南を旅した記録です。
キハ281系のラストラン(スーパー北斗)や藤城線、北斗星広場などを見てきました。
金曜の終電で新青森まで移動し、駅前の東横インにチェックインしました。
駅横に建っているのでトレインビューが素晴らしいのが売り?でしょうか。
窓を開けたら確認車らしき車両がいました。見慣れないデザインをしています。
翌朝は送り込みの列車も捉えることが出来ました。これは幸先が良さそうです。
東日本パスは北海道新幹線区間は使えませんのでお先にトクだ値スペシャルを利用しました。
下り1番列車、はやて91号で新函館北斗を目指します。
そういえば細々と残っていた東京発のはやて119号は2019年のダイヤ改正で無くなってしまったんですね。よく利用していたので残念ですが、久々にはやてに乗車することが出来て嬉しくなりました。臨時でもいいのでE2系の函館乗り入れとかやってくれないだろうか…
早朝の奥津軽いまべつ駅は無人駅のような佇まい。
新幹線のホームとしては中々の狭さです。新花巻の端っこといい勝負です。
貨物退避用の狭軌、保線基地用の三線軌、通過中の標準軌と3種類の軌道が並ぶのもこの線区ならではの光景です。三線軌道用分岐器を簡略化するためか、一度狭軌と標準軌に分かれてから再び三線軌になるという配線でした。
スラブ軌道区間は開床式高架橋が採用されていました。
転倒防止装置は狭軌用のレールにはついていません。
何せ狭軌用の車両でL型ガイドが付いているのは四季島だけですから…
あっという間に新函館北斗に到着しました。
12番線の隣には札幌延伸時を見越したスペース(13番線?)が用意されています。
在来線のコンコースの壁は引退目前キハ281系で一色です。
ラストランは往年のスーパー北斗としての運行というのがファン心をくすぐります。
函館で出発を見送ることも考えたのですが、大沼まで足を延ばせば駒ケ岳をバックにした姿が撮れそうだったので森行きで北上することにしました。路線地形的に午前中の下り列車は逆光になりがちなので、最初から後追い狙いです。
道央圏ではH100に置き換えが進んでいるキハ40ですが、函館地区ではまだまだ現役。
単行ですが空のボックスが無くなるくらいには混んでいました。
15分くらいで大沼に到着。嵩上げされていないホームはローカルムードたっぷりです。
すぐに北斗3号が来たので試し撮り。スーパー北斗は藤城線経由のため外側の3番線を通過します。
そのため本番はもっと先端で望遠気味に撮る必要があります。
通過まで少し時間があるので駅周辺を散策することにしました。
駅舎のドアにこんな貼り紙がありました。以前は大沼駅でも大沼だんごを販売していたそうです。
午後は時間があるので大沼公園にも寄ってみましょう。
駅前には古レールを大量に使用したモニュメントがありました。重そうです…
大沼駅開業80周年記念塔 昭和58年6月28日
函館方にあるシグナルブリッジと貨物列車を撮影しました。
そうか、貨物も急勾配対策で藤城線経由か。中線は使用停止中でバッテンが貼られています。
ホームに戻り1番線の先端で待機していたら警笛の音が聞こえてきました。
遠くからでもわかる位に高速で青い車体が見えてきましたよ。
全盛期は当たり前だった先頭車の封じ込め編成も今では貴重な姿になってしまいました。
そして駒ケ岳をバックに1枚。
ところが、下の写真を撮った数秒後に急減速して停車してしまいました。
函館行のキハ40はキハ281を尻目に何事もなかったように到着。
どうも通過制限速度オーバーでATSが作動してしまったんだとか。乗車された方はびっくりですね。
5分くらい停車してから走り去っていきました。
私は函館に向かうので先ほどのキハ40に乗り込みますが、こちらも後続の下りが遅れた影響で遅延していました。
仁山は急勾配区間にあることで有名です。新幹線停車駅の隣とは思えない秘境感が堪りません。
板張り・古レールのホームに小高い場所に立つ駅舎で哀愁が漂います。
構内踏切には遮断機が付いていました。もうちょい線路寄りでもいいような…
1番線の函館方には蒸気機関車が助走をつけるための加速線が残っています。
現在は保線用途に転用されていますが、下り列車通過後に加速線側に開通しているということはこちらが定位なんでしょうかね?
この先に横取り装置があって2線に分岐しています。
新函館北斗を過ぎると藤城線の高架が近づいていきました。
ここを走るキハ281も見たいので日曜の下りを狙ってみましょうか。ちょうど曇り予報だし
実は今回の旅のもう1つの目的はこの藤城線に乗車すること。
1日数本しかないため、乗ろうと思わないとまず乗ることが出来ない区間になります。
続く