ようやく資格試験が落ち着きまして、模型工作を再開しました。
新年の挨拶にも登場したSL人吉の50系の整備です。
年末の撮影時点では室内灯の取付と展望室側のカプラー交換しか出来ていませんでした。
ナックルカプラーはリップシャンク・ナックルシャンク共に角を落としてそれっぽくしています。
見慣れたお顔を観察できるのも模型ならでは。尾灯が埋められ、銘板が並んでいます。
展望室付きのジョイフルトレインは車掌室を残すためにこんな感じの改造をよく施していました。
新しいものだと2014年にリニューアルされたばんえつ物語のスハフ12 101がそうですね。
2号車のオハ50 701には大きなSL人吉のロゴや人マークがきれいに印刷されています。
ダブルルーフはあそBOY時代の改造ですが、人吉に変身する際に半ガラは撤去されたようです。
実車に乗ったときは気が付かなかったのですが、オハ50だけは折戸なんですね。
これもあそBOY時代の改造由来みたいです。
連結面はデフォルトで密自連ボディマウントカプラーが付いていますが、ボディマウントにしては連結面がちょっと広めです。ステップはいいアクセント。
ここから工作内容に入ります。まずはボディの断面をエナメル黒で塗りました。
見上げるようなアングルでも成形色が見えなくなるので重厚感が出ます。
次に連結面間隔の短縮を図ります。まずは取付爪の後ろ側を1mmくらい削ります。
あわせて中央の突起の根本も部分を削りましたが、突起ごと削り取っても問題はなさそうです。
左が加工後、右が元の状態です。(目見当の工作なので寸法はざっくり…)
カプラーが前に出ないようにストッパーを追加します。2×t0.5のプラバンを13mmくらいにカットして爪と床板の間に挟みました。少量のゴム系接着剤で固定しています。
この加工で連結面はかなり短縮できました。試運転は後ほど行いたいと思います。
とりあえずR280が通過できれば及第点かな
展示棚は格子状のモールドがありますので茶色で塗りました。
近くで見るとガタガタですが、未施工よりはかなり実物に近くなったと思います。
2号車は棚が3か所あるので見る方向によっては変化があって楽しいです。
ちょっと大変ではありますが効果は絶大ですので、興味のある方はお試しあれ
せっかく塗分けした棚も室内灯を点灯させるとその存在感が薄くなってしまいます。
また色を塗ったことにで照度も落ちていますので、常点灯化して目立たせることにしました。
室内灯は純正オプションのLED室内灯クリア(電球色)を使用しました。
こちらも展示棚と同様に常点灯化しています。
光源直下の明るさを落ち着かせるために黒色のフィルムを貼っていますが、基板のズレ防止の観点からも効果が大きいと思います。室内灯クリアの基板は集電板との接触がシビアなため、基板がズレると点灯が不安定になりやすいためです。
座席が暗めな場所の屋根裏には反射用の白フィルムを貼って導光板のムラを低減させました。
この辺は実際に車体を被せて点灯させながら試行錯誤しています。
インテリアもシート色も車両ごとに異なるため、見え方も変わってきますので…
付属のプリズムは見る角度によって窓サッシの反射がキラキラしているのが気になりますが、何となく高級感があるような気もしたので今回はこのままにしました。
逆光気味に撮ってみました。展示棚の存在感もちゃんとあります。
テールライトは走行電圧だと眩しく感じたので常点灯化して抵抗値を高め(3.3kΩ)にしました。
写真を撮り忘れたのですが、基板の上側に抵抗を配置したためシートを加工しています。
1号車はテーブルの成形裏に隠れたのですが、3号車は穴を明けたので抵抗が丸見えに…
そのままでは見っともないので、t0.1プラペーパーを貼ってごまかしました。
客車のテールライトはぼんやりと点灯するくらいの明るさが好きなんです。
エヌ小屋から内装ディテールアップ用のシールが発売予定なので導入してみようかな
ひとまず完成とします。
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