東海道新幹線に繋がる名古屋保線区には保線車用の転車台が設置されています。
名鉄東枇杷島駅から15分ほど歩いた庄内川の土手沿いの道から望むことができました。
全長はgooglemapで測定すると12m位でした。集電用のヤグラが見当たりませんが手押しハンドルもありません。そのかわりピットの手前に何やら操作盤が設置されています。あとフェンスの立ち入り禁止の看板がありますが、その高さで立ち入ろうとする猛者はいるのでしょうか…
下の道路から操作盤を狙ってみました。AFだと手前のフェンスにピントが合ってしまうのでMFで撮影。
ターンテーブル制御盤と書かれていることから、電動式であることは間違いなさそうです。
下のアングルの写真では円周軌条の車輪にモーターハウジングが写っていました。
よって、集電は中央支承に設置されたスリップリングから行われていると思われます。
それにしても保線車用の転車台でこの手のサイズは川越富洲原以外に見たことがないのですが、どういう用途を想定して設置されたのでしょうね、、
余談ですが名古屋駅までのアプローチ線は複線のように見えますが、実は名古屋車両所に繋がる営業車両用と名古屋保線区に繋がる保線車用の単線並列となります。
下写真の左側の線路は保線車ようのため架線が張られていません。 転車台はこちらに繋がっています。
さらに余談ですが、東海道新幹線の名古屋駅付近の高架下には笹島貨物駅時代の貨車用転車台と引込線跡が残されています。往時の姿を語る貴重な遺構だと思いますので保存されるといいですね。
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