直方駅周辺にはかつて3基もの転車台がありました。
内2つは駅に隣接していた旧直方機関区の転車台で、現在は多賀第3跨線人道橋に転用されているすて20と、既に解体されてしまったでて20-1です。そして3つ目は、駅から少し離れた旧直方気動車区のG3(18m級上路式)で、今も現役で使用されています。
新入から直方へ向かう列車の車窓から確認することが出来ました。
レールの締結方法は枕木締結式で、ロック機構は板スライド式でした。
直方駅から歩いて踏切へ移動してみます。一番右の線路が転車台に繋がります。
ヤグラは九州特有の一本柱タイプでした。配電盤は後天的な改造です。
現存する転車台だと、宮地もこの形状のヤグラです。
また、上述のすて20もこの1本柱だったようです。(橋になる際に撤去された模様)
牽引車は色々と改造されてゴツくなっています。今後も稼働する証なんでしょうけどね
屋根は折り目があるタイプで、窓は網入りガラスにアルミサッシと近代的です。
作業灯はかなり低い位置に設置されています。転車台側の道路からも見えました。
配電盤には転車台インバータ盤と小さく書かれているのが分かりますでしょうか?
駆動装置がインバータ制御に更新されたため、色々な機器が増設されたのでしょう。
さらに歩いて福岡県道472号線の陸橋から望遠で狙ってみました。
直方側からしか入線できません。広い敷地はかつて気動車区があった名残です
この陸橋まで来ると新入駅の方が近かったりします。
転車台とJR直方駅の間には筑豊電気鉄道の筑豊直方駅がありました。
寸断されたような造りだなーと思っていたら、やはり延伸計画があったそうな…
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