前回の続きです。
今回は先頭車同士の連結時に行先表示の点灯状態が点灯している状態を再現してみます。
行先表示用の専用基板を設置して常時点灯できるようにしてみます。
こちらの基板は厚みが0.5mmでハサミで切れるので最近よく使っています。
プリズムは垂直部をカットし照射部を黒塗りして光漏れ対策としました。
両者を仮組するとこんな感じ。
薄型基板とブリッジダイオードじゃなかったら入らなかったみたいです。
ヘッドライトとテールライトのLEDは行先表示部への導光が不要ですので砲弾型に換装しました。
オリジナルのチップLEDはプリズムまでの距離があるため、少しでも効率を稼ぐのが狙いです。
ヘッドライトが電球色でテールライトは赤色を切らしていたため白色を使用しました。
この回路は常点灯化のスペースが苦しいうえ、シートの加工も必要になってきますので抵抗を1kから750Ωに変更して終わりです。これだけでも明るさの変化が緩和した気がするのでヨシとします。
行先表示の基板は遮光ケースに両面テープで固定の上、配線を通して製品の基板に半田しました。
ライトスイッチをオフにすることで行先表示のみ点灯する状態になります。
屋根が透けないようにLEDの上に遮光フィルムを貼っておきました。
遮光ケースをシートに接着して基板を固定しているので、組立or分解時はシートと床板を別々に組み込むスタイルになります。また、床板は半田と干渉する部分に逃がしを付けています。
【完成】
前進時の行先表示が後退時より暗いといったウィークポイントが解消されました。
ヘッドライはもう少し色温度が低くてもいいかもしれません。
テールライトの光源に電球色や黄色のLEDを使うとおれんじ寄りの発光色になってしまうので白色か赤色がベターかと思います。
最後に連結面の点灯状態を。かなり地味です…
点灯状態が殆ど見えなかったためカプラーを伸ばしてみましたが、それでもこんな感じです。
まあ行先表示の常点灯化の副産物だと思えば悪くないかなと思います。
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以下、余談
あまりに連結面間隔が狭いので(ある意味実車に忠実なのですが…)カプラーを長くしてみました。
使用したのはカシオペア用の0339。(写真右)
元のカプラーと共に全バラシして連結器本体のみ交換します。
交換すると右くらいの長さになります。
この交換によってできた副産物は0336と同形状になりますので無駄にはなりません。