3500形の優先席表示を再現するためトレジャータウンのTTL856-43 優先席表示3を調達してきました。
説明書によると2015年10月以降のデザインになります。
そういえばJRの車両もここ数年で枝豆のようなデザインから四角いデザインに変更されてきました。
確か混雑時以外は優先席付近でも携帯電話が使えるようにルールが変更されたためだったと思います。
京成のステッカーは京急や都営と共通のデザインでピクトグラムと注意書きの2つに分かれているタイプなのですが、貼り方に少し法則があります。津田沼の留置線に停車中の実車を見てみます。
写真左が成田方、右が上野方になります。また、山側のサイド(新京成側)を撮影しています。
写真から分かるように、まず優先席の位置はユニットの連結面に集約してあります。
そして、ピクトグラムが成田方、注意書きが上野方と決まった配置をしています。
このためユニットの増解結を行う面に優先席はありません。(パンタがない又は運転台が入る連結面)
この法則を元に貼り進めていきました。裏貼り式のインレタのため窓を外して転写しています。
奇数車と偶数車のパンタ周辺を比較してみました。ピクトグラムと注意書きの位置が入れ替わるほか、パンタに付く避雷器やヒューズボックスの位置も入れ替わるため組立でややこしくなりました。
ついでに側面の行先表示も貼りました。こちらは製品に付属のステッカーをそのまま使用。
ベビーカーマークはとりあえず無しのままとします。
連結面に入る3517は回送仕様とし、取付足をカットした幌を両面テープで仮固定しています。
TNカプラーはトレーラー車がJC6362を、動力車はギアボックスと干渉するためJC6364を使用しました。
取り付け部の裏に空間がありカプラーがガタつくためシート側をプラ板で裏打ちしてあります。
先頭車の運転台の窓の下1/3程は黒いカバーで覆われているため、遮光テープで再現してみました。
右の車両が貼り付け後です。元々遮光ケースが黒いので効果は薄いようです…
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