行程とは逆向になりますが、根室本線を滝川方面へ進みます。
滝川-新得間は山間部が多いローカル線の風情たっぷりでお気に入りの区間です。
駅名表の配置が絶妙です。訪問日は5月の連休ですが、ランプ小屋の影にまだ雪が残っていました。
このランプ小屋は明治44年(1911年)製のイギリス積みで、浦幌のランプ小屋とは同期に当たります。
火気厳禁と張り紙がありますが扉は木製… レンガ積みの弱点で扉上に亀裂が見られます。
裏手に周ってみました。駅舎までの間は柵がしっかりあるのに反対側は開けっ放しのようです。
菱葺き屋根のランプ小屋は珍しいですね。金山の他は山部でしか見たことがありません。
裏手には鉄格子付きの嵌め殺し窓が配置されています。窓枠は木製です。
2時間弱の滞在時間を経て再びディーゼルカーに乗り込みます。
次は山部へ向かいましょう
おまけ
列車の時間に余裕があったので駅周辺を散策してみました。
少し先にコンクリートブロック製の危険品庫が道端にありました。LPガス容器置き場と書いてあります。
この先のT字路にエネオスがありましたのでそこが管理している?(多分違う)
危険品庫の上の方にレンガ造りの建物が見えたので、T字路の先まで進んで正面へ周ってみました。
やや中途半端な高さが目を惹きます。おそらく蔵として使用されていたのでしょう。家紋もありました。
そういえば危険品庫とレンガ建築のカテゴリー追加したのに投稿してないなあ…