新京成電鉄のくぬぎ山駅に隣接するくぬぎ山車両基地は毎年秋頃に公開されていましたが、
2013年は台風の影響により延期され、2014年3月に開催されることになりました。
トラバーサーは工場棟を結ぶ橋として利用されていました。
皆さん、何気なく渡っていますがこれを目当てに参加している人もいるんですよ!
まあ車両を載せて実演走行でもしない限り、その魅力を感じられないのは確かですが。
内部の様子
操作室には大倉製作所の銘板と京成グループロゴ、そして積載重量40tの表記がありました。
製造は1979年2月とあります。車両基地の供用開始が1975年ですから、4年間はトラバーサーがない状態で稼働していたことになりますね。
京成グループの車両は18m級なので桁長も18m前後かと思われます。
給電装置はイヤ式トロリ線とホイール式パンタグラフの組み合わせ。
ストッパーや駆動継ぎ手周り
車輪の内側にギアがありますが、レールすれすれなので大きな石ころとかあったら大変です。
操作室の内部もガラス越しに見えました。結構広々としていますね。写真には写っていませんが桁の内部には巻き上げ用のドラムがあり、その駆動モーターも操作室に収納されているようです。
工場内部には台車用のトラバーサーがありました。
奥側に駆動モーター、巻き取りドラム、マスコンなどがぎっしり積まれています。
積載荷重は10tで吊り掛け駆動の重たい台車でも十分に載せることが出来ます。
年季の入ったマスコンを縦撮りで