SLみなかみの終着点、水上駅にある転車台です。
2023年に開催されたSL見学会にて敷地内で転向シーンを見学することが出来ました。
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前回の訪問は2012年なので約10年ぶりとなります。この間に色々と変化があったようです。
以前の訪問記事はこちら
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2020年頃の設備更新により転車台に張られていた架線はついに撤去されてしまいました。
牽引車の駆動電源は桁内のスリップリングにより集電されていましたが、桁をジャッキで浮かる大掛かりな点検作業を必要としていました。
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さらに電装品の老朽化も問題となったため、牽引車の更新が行われたようです。
不使用だった外周線はレールが撤去され融雪パイプが這っています。線路のような佇まい
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D51が入線しました。2023年のゴールデンウィーク期間はG7群馬高崎デジタル・技術大臣会合に合わせて緑色のナンバープレートが掲出されていました。
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普段は見ることが叶わないアングルから撮影できるのも有料撮影会ならではです。
車止めの脇にはレールでできた柵が立っています。
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架線が無くなったのは残念ですが、そのかわり空は広々としています。
現在も架線が張られている転車台は直江津と高崎にあります。
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新緑の山々をバックに。
桁に描かれていた「まごころと信頼で結ぶ JR 高崎支社」のキャッチコピーは無くなりました。
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こちらが更新された蓄電池駆動の牽引車。筐体は旧牽引車の外形寸法を継承したそうです。
ぶどう色2号の塗装と相まってレトロ感が強いです。
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出入り口のある側面に充電口が設置されています。
電気自動車用の15kW直流モータが採用されており、計算上は600分の連続運転が可能です。
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設置当初は傾きが発生したそうですが、圧縮スプリングを用いた調整機構を追加して対応したそうです。下写真の牽引車とステップの接続部に2ヶ所設置されているのが分かります。
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旧牽引車はリーフスプリングで姿勢を保持していたようです。
主桁はスリップリングが撤去されましたが、外見の変化は特にありませんでした。
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牽引車への給電は電柱の下にあるコードから行うようです。
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末永い活躍を期待しています。