中川ケミカルから発売されているカラーフィルムIROMIZU。
室内灯の色味調整などでも活躍していますが、今回は熱線吸収ガラスの表現に使ってみました。
使用したのは緑の28-25ic(色相28、階調25%)と青緑の31-25ic(色相31、階調25%)です。
この前導入したばかりのクヤ31に貼ってみます。透明度は申し分ありません
元々うす~く着色済みですが、IROMIZUを貼ることで実車さながらの濃さになりました。
個人的にクヤ31は青みが強いガラスのイメージがありますので31-25icを採用しました。
実車は車内に検測機器が鎮座しているのでこんなにシースルーではありませんけどね。
ついでにレボの乗務員室インレタも転写。窓のディテールアップはこれで十分でしょう
以下の車両は全て28-25icを貼りました。まずはトミックスのカシオペア
現行品は側窓が緑色に着色されていますが、カハフE27-1の展望部は従来通り無色透明です。
実車は愛称表示器のある中央部のみ着色ガラスですのでそれに従い貼り付けました。
真横からだとほとんど分かりませんが、斜め横からだとけっこう主張してます。ワイパーも欲しいですね
ただ黒枠からはみ出て見えるので左右は少し短めに切り出した方がいいかも
同じくトミックスのE6系。カシオペアと同じく側窓は着色してありますが、運転席窓は無色透明です。
窓の形が湾曲しているので切り出しが大変でした。このくらいの曲面なら追従性も問題ないようです。
細長い窓はボディーの嵌めあいに影響がありそうなので、クリアグリーンを筆塗りしています。
それにしてもテールライトの処理が実にもったいない…
最後はカトーのE257-500。ライトケースを除く3ヵ所に貼っています。
両端はやや折り目があるので注意です。貼る際は端から中央へ押していくと気泡が残りにくかったです。
ついでに窓の内側からチラ見しているボディをブラックアウト化しました。
フロントマスクの内側を一体成型にする合理的な設計ですね。塗り分けもしっかり再現できてます。
着色後はライトケースの加工も施工しているので結構印象が違うかと思います。
ガラスの濃さはちょうどマイクロエースと同じぐらいになったでしょうか?
その他、E257やキハ187系の側窓にも貼りたかったのですが保留にしています。
ガラスの裏がクヤのようにフラットではないため、窓とIROMIZUの間に隙間ができてしまい透明感や平滑感が出ないのです。かといって表から1枚ずつ貼るのは面倒だしどうしたものかな
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